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結局、私は「字書き沼」にいるらしい。

 皆さんこんにちは。アンタレスです。
 色々なことが上手くいかなくて、文章を書くことにまで手が回らない状態なのですが、何とか暇を見つけたのでパソコンと向き合っています。この記事をきっかけに執筆に弾みをつけられたらいいな……。

 さて、今回は、noteとスカパーのコラボ企画「#ハマった沼を語らせて」に文章を提出したいな、と思い立って書いたものです。オタクな私は、いるジャンルに影響されて色々な沼を渡り歩いてきましたが、人生を捧げた沼というのは少ないんですよね。
 しかし、何かないかと考えた結果、私が長いこと浸かっている沼が4つ見つかりました。「ぬいぐるみ」「ポケモン」「読書(コミック含む)」、そして「文章を書くこと」……ここでは「字書き沼」と呼称するものです。

 この4つのうち、「ポケモン」は一度離れたことがあり、なおかつ過去に記事にしているのでボツ、「読書」は、一時期コミックしか読んでおらず、それを読書にカテゴライズすべきかの答えが出ないのでボツ、「ぬいぐるみ」は、画像を用意する時間が無いのでボツ……ということで、「字書き沼」について書くことにしました。ぬいぐるみ沼のボツ理由が普通に最低なのはスルーしてください。

 さて、では、「字書き沼」の話に移りましょう。

 私は、幼い頃から空想が好きでした。母が本を読み聞かせてくれたことや、本を読むのが好きだったのが影響したのかもしれません。読んだ本や、幼稚園で見る紙芝居など、色々な物語を吸収して、空想の糧にしていました。
 ただ、幼い私が、空想をアウトプットする方法はでした。チラシの裏や画用紙に、自分の脳内を描きました。まあ、その割に絵が上達することは無かったのですが。

 さて、そんな私ですが、小学生になると、色々なアニメのキャラクターに熱を上げるようになります。それに伴い、空想の内容は、好きなアニメキャラクターが出てくる物語に変容していきました。そう、それはすでに「妄想」でした。

 そして、私が「メルヘヴン」というアニメにハマっていた時期に、運命の出会いを果たすことになります。
 別記事にも書いたんですが、親のパソコンでメルヘヴン関連のサイトを巡っていた時に、とある夢小説サイトに迷い込んだのです。
 好きなキャラが、原作には出てこないはずの女の子を大切にして、甘い言葉を囁く様子にすっかり魅せられた私は、その小説が「夢小説」というものであることも、「夢小説」がどんなものかもいまいち理解しないまま、「夢主」らしきオリジナルキャラの創作を始めたのです。
 そして、大学ノートに、オリジナルキャラの設定や、妄想を拙い文章で書き殴りました。それが、私が「字書き沼」に落ちた始まりだったのです。

 その後、私は色々なジャンルを渡り歩き、その過程で、「CP小説」にも出会いました。私はBLをあっさり受け入れ、夢小説もCP小説も大学ノートに綴りました。
 また、「メルヘヴン」にハマったのと同じころに、童話作家アンデルセンの伝記を読んで作家を夢見るようになっていたので、私はますます文章執筆に入れ込みました。
 一応絵も描き続けていたのですが、ちっとも思うように描けないので(上手くなる努力もしていなかったが)、小説の方が優先順位が上がっていったのです。

 そうして、大学ノートにだけ妄想を書き綴っていた私は、高校生になったころ、またまた運命の出会いを果たします。
 その頃の私は「ヘタリア」にハマっていて、また、手に入れたばかりの携帯でヘタリアの夢小説サイトを漁り出しました。そして見つけたとあるサイトの夢小説に夢中になりました。確か、トリップ夢主とアイスランド君の夢小説でした。
 私は、サイトの管理人さんに感想を送りたくて、サイトに設置されていたメールボックスを開いたのですが、そこには、自分のサイトアドレスを書き込める欄がありました。
 サイトを持っていなかった私は、その欄を無視すれば良かったのでしょう。しかし当時の私は、「管理人さんにカッコつけたい、並び立ってみたい」という身の程知らずな欲求に取りつかれ、フォレストページの案内に従って勢いでサイトを立ち上げてしまったのです。

 でも、私としては、それはいい機会でした。サイトで、自分の妄想を小説にするのは素敵なことだと思ったからです。
 かくして、私はサイトで小説を書き始めたのですが……長編の連載は、思った以上に大変でした。
 勢いのまま小説を書き綴る悪癖がある上、今まではノートに無秩序に描いていただけの私は、すぐに執筆に行き詰まり、更新が滞りました。
 それでも、色々なアイデアを出しては、連載を増やしていきましたが、どれも上手く書けなくなるし、なんなら生活の中に執筆を組み込むのも大変です。
 さらに、文章を短くまとめるのが苦手は私は、短編を書くのも苦手で、サイトの管理人としては八方塞がりになってしまいました。私のこの特性は、サイトをフォレストページならナノに移転し、Twitterやpixivを始めても変わっていません。
 ……こう考えると、私字書き向いてないのかも……?

 まあ、こんな感じなのですが、私は、文章を、小説を書くことが嫌になったことは、一度もありません。
 
時には荒らしにボロクソに言われ、時には嫌いな字書きとのブクマ数の差に悩み、時には上手く書けない自分を呪いました。しかし、いつだって、私は書きたい欲求を持っているのです。

 そう考えると、私は、抜けたくても抜け出させない「沼」にいるということなのでしょう。そう、「字書き沼」です。

 ここからは前の記事で言ったことなのですが、私は最近、忙しさにかまけて小説が書けていません。
 だから、「字書き沼」にいると胸を張って宣言できるように、もっと小説を書いていきたいです。noteも更新したいです。
 スケジュール管理も含めて、たくさん小説をかけるように、これからもあがいていきたいと思います。

 余談ですが、最初、この記事のタイトルを「仄暗い字書き沼の底から」にしようとしました。
 しかし、別に字書き沼は仄暗くないし他の字書きさんに失礼だしなんなら私はまだ全然底には辿り着いていないので(底辺ではある)、ボツにしました。パロディ元にも失礼ですしね。

 とりあえずは、目指せ神字書きです!


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