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統計検定2級に合格してしまった話。

今日、統計検定2級を受験してきた。結果はこちら。

合格点60点に対して61点で合格。ギリギリすぎて笑っちゃう。

これが合格「してしまった」と書いた理由。

正直、今回は落ちるつもりで受けたので、まさか合格するとは思わなかった。

とはいえ合格は合格なので、体験記を備忘録として残しておく。


合格までの振り返り

2024年2月に3級に合格してからの4ヶ月間にやったことを、着手した順に振り返る。


① 統計学の時間 Step.1基礎編(3周)

1・2周目はサラッと流し読みする程度。

3周目は各章の練習問題を解きながら腰を据えて取り組んだ。

今思えば試験問題が解けるくらいに落とし込んで理解はできていなかった。


② とけたろうさんのブログ&Youtube(各1周)

これも無料でいいんですか…!と思うほど丁寧に解説されている。

『統計学の時間』と並行してスキマ時間に見ていた。

正直「理解しよう」としていたのではなく、「眺めていた」という方が近かった。

雰囲気は掴めたものの、理解するまでには至らなかったのが反省点。


③ 『入門 統計学』(2周)

統計WEBで紹介されていた本。

特に確率分布が場合分けで整理されていて、とっかかりとしては良かった。

勉強しながらわからないところがあれば辞書のように見返した。

ケチって図書館で借りたけど、改めて買い直そうと思う。


④ Udemy 統計検定2級対策講座(1周)

この辺りで過去問を見てみたものの、全く歯が立たず停滞期に入る。

そんな中、合格体験記を読んでいてお勧めされていたので購入した。

私は1人で淡々と学習を進めていけるタイプではないので、こうしてガイドしてもらえる方が肌に合っていた。小テストが多いのも中だるみしないのでありがたい。

通勤中や昼休み、入浴中などのスキマ時間にちょこちょこ見られたのも良かった。

Udemyって大抵クーポンが使えて安く買えるから助かる。もっと活用しよう。


⑤ 過去問(2016年〜2018年)

2018年〜2021年は知人から譲り受けたもの。

2012年〜2014年、2015年〜2017年はKindle版で購入した。

合格体験記を読んでいると2021年6月はかなり難しいらしい。

そのため最新のものからではなく古いものから解いた方が、挫折せず知識を定着化できるとのこと。

上記の「過去問のレベル別活用法」を参考に、2017年6/11月 ⇒ 2016年6/11月 ⇒ 2018年6/11月まで取り組んだところで時間切れになってしまった。

本当は全2周くらいするつもりだったのだけれど、始めるのが遅かったな。

これが点が取れなかった一番の原因だと思う。


⑥ ヨビノリたくみさんのYoutube

試験日前日に総復習と思って拝見した。推定と検定がかなりわかりやすく説明されている。

もっと早く見ていればよかった…!と思うくらい。


⑦ 各種チートシート

試験直前の総復習に使用。公式の暗記漏れが多々あることに気づいて焦った。

標本抽出方法やフィッシャーの3原則、第1種の過誤など、重要な用語の振り返りに役立った。

推定や検定については、公式の丸暗記は無理だし意味がないので、手を動かすことが大事だと痛感した。


試験中の体感

前半部分は簡単に思えた。3級を思い出すくらい。

しかし後半は難しかった。正直「全然わからないな」と思いながら解いていたところも多かった。

ただ、わからないと思いつつ、5択から2択まで消去法で選択肢を絞れた問題もあった。

知識が少しずつ身についてきたことは実感できた。


今後

ようやく統計学の面白さを感じられるようになってきた。嬉しい。

資格取得自体はゴールではなく、あくまで理解・習熟の目安として受けている。

今回目的が達成できたとは思わない。「運も実力のうち」とは言うけれど、満足はしていない。

ちなみに3級の結果も見返してみた。

セクション3の正解率が悪い。改めて私は確率分布が苦手だということがわかった。

まずはその苦手を潰すところから。着手できていない2級の過去問に取り組もう。

そして今度はちゃんと理解した状態で、準1級合格を目指そう。

そう心に決めたのでした。

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