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サンチャゴへの道 巡礼3日目 【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。今日は巡礼初の大都市パンプローナを目指します。
本日の行程 スビリ → パンプローナ

前回の投稿はこちらからどうぞ。

本日の天気(予報)  パンプローナ 晴れのち曇り 
最低気温15℃ /最高気温27℃

初日、2日目に比べて道は平坦で距離が短い。 朝は手持ちのパンとチーズとハム、バナナ、それにキッチンに置いてあった紅茶をいただく。 昨日夕食の時に話をした シチリアのマチルデに挨拶して出発する。

橋を渡り パンプローナというに向けて歩き出す。歩いていると、スータンを着た神父が追い抜いていく。 彼は ロンセスバージェス で同じアルベルゲに泊まっていた人で、昨日スビリまでの道でも追い抜かれた。しばらくすると 先の方で神父が立ち止まって何かを食べている。近づいて見てみると 神父が小さなドーナツを差し出す。 ありがたく頂く。 聞いてみると フランス人だという。 それにしてもこの暑い中 スータンを着てかなり大きな荷物を背負って歩いていて大変そうだ。

化学品工場のそばを歩く
田舎の町
カメラを向けると大きな声で鳴きだした
ロマンチック雰囲気のトンネルを抜ける
どんな風にして作るのかが謎

時折、小さな町や村を通るのだが、決まってバールがあり、巡礼は喉を潤したり、遅い朝ごはんを食べたりしている。半分近くまで歩き、バールで休んでいるとマチルデに追いつかれ、席を共にすることになった。訛りのきつい英語を聞くのは疲れるのだが親切にわざわざ話しかけてくれるのは有り難い。昨日はイタリアについての話だったが、今日は巡礼についての話をした。先に店を出る時、「アリベデルチ」は日本語で何と言うのかと聞かれたので 「またね」という言葉を教えておいた。

後半も大きな起伏もなく、パンプローナに近づくにつれて、比較的大きな町を通るようになる。お昼も過ぎていたので、露店でバナナと2種類の桃を買った。バナナは巨大で皮がむきにくく、あまり熟してはなかったけれど食べごたえはあった。

果物は 量り売り 結構安い

ふと前方にカテドラルらしきものが目にはいる。もうパンプローナは目前。城壁だろうか、門をくぐって街に入る。 一度 カテドラル までやってきたものの 大きな荷物を抱えて入るのも憚られたので出直すことにする。

アーチ状の門をくぐる
ファサード
祭壇
回廊

予約してあったホテルを見つけるのに手間取り チェックイン時間頃に発見した。 部屋で2種類の桃の 食べ比べをする。結局 これがお昼ご飯となった。シャワー浴びて洗濯してから ホテルがやっているバールで生ビールを飲む。 その後 カテドラル を見学する。 巡礼者は2ユーロの割引があるのでクレデンシャルを持って行くのを忘れずに。 再び ホテルに戻るが部屋に干した洗濯物が乾く様子がないので近くのランドリーで乾燥機に入れて乾かした。

人生初のコインランドリー

 夕食はホテルの食堂を利用する。 定食で14ユーロ ほど。 前菜、主菜、デザートにハーフのワインとパンがつく。久しぶりにまともな食事をした。

本日歩いた距離 20.4キロ
本日までの累積 66.0キロ(のべ 3日間)
サンチャゴまで  700.2キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)


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