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サンチャゴへの道 巡礼10日目 【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。10日目ともなると1日の生活のリズムもできてきたように思います。

本日の行程  サント・ドミンコ・デラ・カルサーダ → ベラロ−ド

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  ベラロ−ド 晴れ
最低気温13℃ /最高気温31℃

早く目が覚めたけれど出発はいつもと同じような時間となった。今日はベラロ−ドまで20キロあまり。昨日は見かけたぶどう畑やワイナリーが見えず、ひまわり畑が多い。遠目にも地面が所々黄色く染まっている。油でも取るのだろうか?

宿泊したアルベルを出る
朝の巡礼路
パラド−ルの食堂を覗く 高級感
由緒ある橋を渡って町を出る
町の入り口には何かしらのサインがある
遠目にもわかるひまわり畑

歩きだしてから体調がわかる。今日は身体が少し重い感じ。朝の寒さも、いつもしばらく歩くと身体が暖かくなるのだが、今日は歩みが遅いせいか1時間経っても相変わらず寒く、快調とは行かない。

不調な歩きをしている時は、傍から見てもわかるのか、声をかけられる。ドイツのシュトットガルトからやって来た年配の男性だ。歩調をあわせてくれているが申しわけないので、先へどうぞと促す。ドイツ語で挨拶をすると少し喜んでくれた。

町ごとに色々な趣向で巡礼を迎えてくれる
貝の形も地域差の特色があるので面白い
巡礼路を整備したサント・ドミンコ

朝の早い時間に通る町はバールで休憩するくらいで、教会も閉まっていることが多い。宿泊すると、夕方に教会やその他の施設を見学することが出来る。だから宿泊するのは皆比較的大きな町が多い。

今日も道を間違え、幹線道路沿いの何もない平坦な道を歩いてしまった。方向が同じで、いずれ合流するからとそのまま歩いたが、味気のない道で失敗。

やがて、巡礼路は幹線道路沿いの道となり、目的地のベラロ−ドに近づく。今日のアルベルゲはどこにしようかと思って探していると、ここ最近一緒になる巨体の人がアルベルゲの前で腰を下ろしている。ここにどうぞと椅子を勧められて、その流れでそこに決めた。待ち時間にネットで調べると、寄付制で評価は高かった。5ユーロを寄付した。少なかったかも。サンタ・マリア教会の横に併設されているアルベルゲだ。

本日宿泊のアルベルゲ 寄付制

落ち着いたのが午後2時頃、お昼は広場のレストランで生ビールにハンバーガー。量が多い。今日は出来るだけゆっくりすることにし、6時まで寝て、疲れも取れた。

マヨネーズ、ケチャップ、マスタード

7時から宿の隣の教会でミサにでた。ミサ後に巡礼者の祝福があると小聖堂に案内された。まず、どこから来たのか訊ねられる。スペイン、日本、フランス。次に神父から小聖堂の説明。それから各自の言語で予め用意された祈りを唱える。私は日本語の用意はないので省略。そして神父の祝福があり、聖水をかけて貰い、「ブエン・カミーノ」の言葉で終了。その間5分程度。神父の柔らかな言葉と物腰に出席して、良かったとおもう。自分の巡礼が単に物見遊山で終わらないようにとも。

サンタ・マリア教会 巡礼者の祝福がある
祭壇

少し早かったが、お昼を食べたレストランにいく。ピンチョスが気になっていたからだ。お昼ごはんが多かったので、軽く済ませる。生ビールにトルティーヤ、もう一品はウエイトレスの若い女性におすすめを選んでもらった。魚肉と唐辛子、オリ−ブを串にさしたもの。マリネした野菜と一緒に食べる。なかなかのもの。ピンチョスにはパンがついてくるので、結構お腹もふくれる。

夕食を終えてもまだ8時前。太陽はまだ昇ったままで明るい。でも他にすることもないので、洗濯物を取り込んで休むことにする。

本日歩いた距離   22.0キロ
本日までの距離 232.1キロ(のべ10日間)
サンチャゴまで    534.1キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)

❇YAMAPの投稿内容はこのnoteの投と内容、写真が重なることになります。YAMAPは本来登山用のアプリですので、移動した経路地図、要した時間、標高、カロリーなどを中心にみていただければと思います。また、個人的には位置情報が家族に配信される機能があり、安心材料にもしています。








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