![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127095956/rectangle_large_type_2_383fd3b565d6b6461dcd2bf447b4464d.jpg?width=1200)
ソレント風レモンクリームのスパゲッティ
東京青山のリストランテ「アクアパッツァ」の日高シェフは地元神戸出身だ。残念ながらお店にお邪魔をしたことはないけれど、Youtubeの料理配信は時折見ている。先日、本屋で日高シェフのレシピ本を見ていたら、とても丁寧な解説で、作ってみようと思った料理がいくつかあったので、買い求めた。「教えて日高シェフ! 最強イタリアンの教科書」という本だ。
早速「ソレント風レモンクリームのスパゲッティ」に挑戦した。というのも生クリーム以外の材料は揃っていたから。ソースは生クリーム,レモン,帆立貝柱,パルメジャーノチーズ,塩で作る。貝柱をあらかじめソテーする以外は手間もかからない。生クリームとチーズが入るとかなり濃厚な印象もあるけれど,レモン1個を丸々絞って果汁を加えるため,さっぱりといただける。最後にレモンの皮をすりおろして振りかけるのだが,自宅のおろし金ではうまくいかず,諦めた。レモンを多く産出するソレント地方の料理だそうだ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127097702/picture_pc_5912ec6b901ec4075a44bff601ed12bc.png?width=1200)
メインはこれも同じレシピ本から「ローマ風サルティンボッカ」を作ってみた。阪神淡路大震災の前,神戸元町のイタリアンの老舗「ドンナロイヤ」で一度だけ食べたことがある,懐かしい料理。「ドンナロイヤ」は震災後に場所を移転したが,今も昔ながらの本格イタリアンを出すお店で,なんとかつて日高シェフがアルバイトをしていたらしい。この店のまかないのカルボナーラに魅せられて,イタリアンを目指したという話があって,面白い。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127098021/picture_pc_19b9d050ff2b6b75bb6c355b8213c8ae.jpg?width=1200)
レシピは本来の仔牛に変えて豚肉,そして生ハム,セージで作る。オリーブオイルでソテーし、余分な油を除いたあと,白ワイン,フォンドボー,バターを加えて煮る。出来上がったら,レモンのスライスを添えて食べる。塩を一切使わないけれど,生ハムやバターを使うので結構塩味がきつい。これもレモンを添えることで,食べやすくなる。
他にも作りたくなるレシピがあって,しばらくは初めて挑戦する料理を楽しむことができそうだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?