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【報連相】は、報告連絡相談で半分

【報連相】
社会人なら
一度は聞いたことのあるワードである。

報告・連絡・相談の略だ。

社会人なりたての時、
社内研修で報連相の大事さを叩きこまれた。
ただ、
いざやってみると、これが意外と難しかった。

「それくらい自分で考えろ」とか
「聞く前にまず調べろ」と言われ、
自分なりに考えたり調べたりした後で報告すると、
「なんでもっと早く言わなかった」と言われる。
どないせぇっちゅーねんと悩まれた方、
私以外にもいらっしゃるのではなかろうか。

あれから色々経て、
社長と言う立場になってつくづく思う。
【報連相】とは、
報告・連絡・相談だけでは半分なのだ
と。
では、もう半分は何か、
報告・連絡・相談しやすい雰囲気を作ることだ。

ご想像頂きたい
何かトラブルが発生した、ミスをやってしまった。
報告に行ったら、
そこから何十分とお説教され、
最後には
「お前のミスなんだからお前がなんとかしろ」
などと言われてしまったとして、
次何かあったとき、すぐ報告しなきゃと思えるだろうか。

ハートが強い方なら良いかもしれない。
でも、自分はそんなに強くない。
恐らく上司の顔色をうかがって、
機嫌がよさそうな時を待って、
「実は。。。」
と言いに行くだろう。

トラブル対応とは、初動と時間が命である。
時間が経てば経つほど、取れる手段は限られていく。
顔色をうかがっている間に、
問題は雪だるま式に大きくなっていく。

だから、
報告連絡相談も大事だが、
すぐに報告連絡相談が出来る雰囲気作りが何倍も大事なのだ。

だから、マネージャーの立場の人たちは、
自分のチームメンバーが、
『イザ』と言うときに、直ぐに自分に報連相をくれるか、
常に自問自答して、
それがしやすい雰囲気を普段から作っておくことが肝要。

【報連相】
・片方は、報告連絡相談をその都度速やかに行う
・片方は、常に報告連絡相談してもらえる雰囲気を作る
双方が、努力し合って作り上げるもの

それが当たり前になると良いなと思うし、
当社の中で、それを当たり前にするのが自分の仕事。

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