リベンジ、グリップ交換!
いつの間にか秋が深まり、そろそろバイクでのお出かけも予定したいなーと考えている61被りです。
今回は長さが足りなかったグリップと新しいグリップを交換します。
↓↓前回の失敗談はこちら↓↓
作業内容
グリップの交換
作業対象車:グラストラッカービックボーイ
実行日:2023/10/19
作業開始
まずはグリップを取り替えるために、六角レンチでバーエンドを外します。
今回はグリップを買い直す際に一緒に買ったミリサイズのレンチで作業を行います。
特に難しいことはなく、六角レンチを反時計回りで回して手で抜ける程度に緩めて外すだけです。
ネジロック剤を使用していないので、ショックドライバーを使用せずに取り外せるのはいいですね。
バーエンドを取り外したら、今度はグリップを外します。
今回はカッターナイフでバッサリと切る方法ではなく、マイナスドライバーとパーツクリーナーを使用して再利用できる形で取り外します。
パーツクリーナーはワコーズのBC-9よりもプラスチック部品に影響が少ないまたはゴムに影響が少なさそうなKUREのエレクトロニッククリーナーを使います。
マイナスドライバーはデイトナ製を使用。ただ部品を傷つける可能性はあるので、慎重にねじ込む必要があります。
ちなみにグリップを剥がす際、ハンドルやアクセルスロットル、グリップの損傷が怖いって方は↓の商品を使ってみるのもいいのではないでしょうか。
シール剥がしの工具なので先端が丸く、周囲の部品を傷つけないような形になっているのでグリップを取り外すときにも便利です。
……なのに、自分は持っていないのは単純にマイナスドライバーでも十分だなと思ったからです。無理に力を入れない限りは大丈夫かなと。
余談はさておき、グリップの取り外しにかかります。
外している最中の写真がなくて申し訳ないのですが、文章でひたすら説明します。
グリップを持ち上げてわずかにできた隙間にクリーナーのホースを突っ込み、クリーナーを噴射してホースと入れ替わるようにマイナスドライバーを入れて慎重にぐるりと一周するとグリップがアクセルスロットルやハンドルから剥がれて取りはずせるようになります。
あとはスポっと抜くだけです。
ちょっと気を遣いますが、意外と簡単でした。
次はこびりついているボンドを剥がしていく作業です。
古いのが付いていると、新しいのが取り付けしにくいので根気よく頑張ります。
とりあえずパーツクリーナーをかけて、古いボンドを取りやすくところをせっせこヘラで剥がしていきました。
……が、集中力が途切れてしまい、剥がせるところだけ剥がすことに。
ある程度は剥がしてあるからヨシ!という某ヘルメットを被ったネコのような気持ちで次の作業に移ります。
はい、お待ちかねの新しいグリップの取り付けです。
使用するモデルは前回のものと変わらないのですが、長めのものにしました。これで足りないってことはないはず……。
ちなみにグリップを取り付けるときの見分け方として、穴が大きい方がブレーキレバー側つまりはアクセルスロットル、穴が小さい方がクラッチレバー側になります。
取り付ける方法は前回と変わらずボンドを塗って、ヘラで広げて、乾く前に新しいグリップを突っ込むという方法ですが、ちょっとやり方を変えます。
あの失敗劇からすぐにネットで調べたのですが、グリップに少量のパーツクリーナーをかけて通しやすくするという方法があるそうなので、今回のはその方法で試してみました。
するとクラッチ側は結構スルスルと入って、すぐに取り付けることができました。気合い入れて突っ込んで苦しんでいたのが、嘘のようです。
アクセルスロットル側にも同様の手段を使いましたが、古いボンドの影響なのか、はたまたパーツクリーナーがすぐ乾いてしまったからなのか分からないのですが途中まで難なく入っても最後まで入れるには気合いが必要になりました。
まだ最後まで入ってない感じなので、どうにかしようと試みましたが……
作業完了
日が暮れたし、もうどうしようもなかったので諦めました。
アクセル側の調整でかなり時間を要したので、恐らく今回も2時間ぐらいかかっています。正直疲れました……。
悪戦苦闘のグリップ交換記でしたが、今回も今回で色々と学べたような気がします。
ズーマーXのバーエンドやグリップを交換するときにも今回の経験を活かして、なるべくスムーズに作業を行いたいです。
では、今回はここまで。次の記事でまたお会いしましょう。
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