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日本人の危機管理意識の低さ

  新型コロナのニュースが日々更新され、いよいよ日本にも感染者が増えていくかと思われる今日この頃。今日本で発症している人は武漢から来た人だけになっているが、日本人の間で流行るのも時間の問題だと考える。そんな中、通勤に使う大阪駅で日本人の危機管理意識の低さに驚いた。

新型コロナだけでなくインフルエンザも例年の如く流行している今、駅や商業施設はウイルスにとって蔓延するのにうってつけの場になる。大阪駅なんて大きな駅は特にそうだ。しかし、駅の中を歩く人々のマスク着用率はザッと見ただけでも50%にも満たない。電車に乗るとマスクを着用している人の方が少なく、皆平然とした顔をしてお喋りをし、くしゃみをし、咳をしている。

何故なのか。新型ウイルスがすぐ隣の国で蔓延し、死者も出ているのに何故皆んなそんなにも呑気なのか。人と人との間で感染するということは、飛沫感染もある。電車という密閉された空間なんてウイルスからすると格好の場ではないか。

ウイルスについて最新の情報を得ようとTwitterで検索をかけると、中国人は日本に入れるなという心ないコメントも見受けられる。だがそこを規制したとて、マスクの着用すらできない日本人が新型ウイルスにかからないよう防衛できるのか。否、無理だろう。隣国で起こっているパニックも、身近で無ければまるで他人のよう。実際自分の住んでいる地域内や本当に目に見える隣人などが発症しなければ、きっと分からないのだろう。

もう一度言うが、日本人は危機管理意識が低すぎる。せめてマスクを着用するだけでも少しは変わることだってある。このノートを見た人だけでもマスクの着用や手洗いうがいなど自己管理をきちっとし、少しでも感染のリスクを下げられればいいと思う。また、この新型コロナウイルスにより亡くなった人々にお悔やみを申し上げると共に、流行が一刻も早く収束し被害がこれ以上広まらない事を願う。

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