祈り
2月14日
外に出るとなんとなくチョコレートの香りが
鼻をくすぐるような感じがするし、
夜風はまだ少し冷たいのに心はほかほかする
女の子たちは色々な願いを込める
このご時世、気軽に渡すことは
難しくなってしまったけどそんな女の子たちの姿を想像するとつい顔が綻んでしまうね
始まりを迎えてからの時間はとても短いけど
だからといって、焦る必要もないのだと思う
丁寧に編むこと、
続けて向き合えば形になってくる
私自身、彼と半年を迎えて本当にそう思う
小学生ぶりに着たワンピース
いつもに増して時間をかけるお化粧
どれも今思えば愛おしい時間だと思う
私の人生に自信なんてものは無縁だったし、
似合わないと言われたものや思うことがあれば、それ以降は誰にも見つからないようにしまい込んだり
新しいものにも手を出さなくなったりした。
でもまた、少しづつ愛おしいと思えるものに
手を伸ばすことができるようになっている
願いは叶うってのは、私には荷が重すぎて
軽々しく口に出来ないけど
でも、
願えばいいと思います。
叶うかどうかは別として、
どうかその願いがまっすぐ想う人の元へと
届きますように。
優しく丁寧に紡いできた物が
ひとつの形になりますように。
随分前の下書きをこれにて成仏、、、
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