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「愛と欲望の対談」岸政彦雨宮まみ


 最近どこかで、雨宮まみさんのことを知り、何か読んでみようと思い、手に取った本。

 2016年の本なのに内容は全く古びておらず、2016年ってもうこんな感じになってたんだっけ、と自分の感度の鈍さを残念に思いつつ。snsの話や人とのつながりの話など、幅広くも深い話。

 一気読み。とても面白かった。雑談している感じで、話が進んでいくのだけど、結構深い話をしてて、それを深刻に捉え過ぎない感じでさらりと話していてすごいな、と思う。胆力が違うな、など。
 そしてやっぱり岸先生は良いな、と思う。生活史は読めてないけれど、この方の本は本当に良い。「にがにが日記」も買ってしまいそうだ。

 雨宮まみさんはすでに亡くなられているそうなのですが、本を読んでみようと思う。世の中知らないことが多過ぎて、知った時にはすでに遅し、みたいなことも沢山ある。
 でも本は残りいつでも手に取ることができて、すごい媒体だな、と思う。 
 なんだか感度が鈍っていて、感想もあまり書けなかった。また読み返してみたい。

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