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今週の読書 6/26

「夜と霧」や「溺れるものと救われるもの」など何度も読んでいるのに、肝心なときに、アーリア人なのにゲルマン人とか言っていた。恥ずかしすぎる。そして誰も指摘しない。より恥ずかしい。

レヴィ・ストロースの「やきもち焼きの土器作り」を買った。

これは、ずいぶん昔に恩師から勧められた本のうちの一冊だ。その時も品切れで、廃版になったのだろうか、ずっと買えずにいた。そのうち忘れてしまったのだが、最近突然思い出して、古本で手に入れた。

恩師はもう10年ほど前に亡くなった。亡くなった後も、本や教わった事は残っているというのは、こみ上げてくるものがある。そういえば、他の恩師(その方も亡くなられているが)も私にレヴィ・ストロースを勧めてきた。なぜだろう。

「やきもち焼きの土器作り」は全く読んでいなかったので、恩師が伝えたかったことはなんだったのか、とても気になる。

「野生の思考」も端折って最近また読んだ。言語学的要素もあり、なかなか難解だ。ブリコラージュ的な記号の展開について、レポートを書いたことがあるけれど、完全に理解できているとは言い難い。その時は何とかしのいだけれど。こういう本を読むには根気と、知識と慣れが必要だと思う。

「やきもち焼きの土器作り」も、ちゃんと読めて、理解できるのだろうか。


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