【新しい働き方①】ギグワーカー
みなさんこんにちは。げんきです。
先週のnewspicksのweekly ochiaiが面白かったので、備忘もかねてメモをしてみました。
(今回は落合陽一さん、佐々木編集長、宮田教授といった定例メンバーに加えて、元ネスレ日本社長の高岡さん、クラウドワークスの吉田社長、リクルートワークス研究所の村田さん、タイミーの小川社長がゲストで参加されています。)
※タイミーの社長さんって、23歳なんですね。わたくし逆数32歳、凡庸リーマン笑
起業家の方って本当にすごいですよね、尊敬します。
さてさて、今回のテーマは、『ギグワーカーの未来』
ギグワーカーというと、日雇いよりもさらに短期の働き方で刹那的、
給料も安いし、不況になったらパタッと仕事がなくなってしまう、
だからギグワーカーが増えていくと社会が不安定になる、そんな印象を持っていました。
そういった側面は否定はし切れないものの、流動性が高いからこその利点を生かすことでのギグワークの『未来』『可能性』を考えてみよう、といったテーマでした。
まず、おさらいです。
〇ギグワークとは?
・スキマ時間を活用した単発の仕事のこと
・特定の企業・組織に所属しないで働くといった特徴を持つ
ex、Uber、youtubeの動画編集、プレゼン資料英訳、ブログラミング
こんな感じですね。
もし、私が有料でこの記事を請負で書いていたら、私もギグワーカーということですね~☆
(単なる趣味だから違うけど…)
〇どんなメリット・デメリットがあるの?
<メリット>
・時間や場所に縛られない自由な働き方ができること
・(副業可の会社であれば)プラスアルファの収入が期待できる
・(育児・介護中など)まとまった時間が取れない人でも働くことができる
・(労働市場から見れば)労働需要と供給のマッチングができる
<デメリット>
・安定しない
・単価が安い
・保険等がない(問題発生時の責任が取れない)
と、主に言われていることとしてはこんなところでしょうか。
番組内ではこのような前提を踏まえて、次のようなことが話されました。
〇コロナによって世界の『ギグワーク化』が進展
・法人に加えて個人も発注者になっている
例えば、副業でyoutuberをやろうと思った人が、動画編集を外注する、ブログ記事用のイラスト作成を外注する、などですね
・二つのトレンド
➣ギグワーカーの増:残業が抑制される中で副業的に取り組む人が増える
➣正社員のギグワーカー化:いままでは会社にいることが価値であったが、会社へ貢献することが価値になる
言い換えれば、当たり前の世の中になってくるということですね笑
今までは、飲み会の次の日に二日酔いであっても、9時に行くことに価値があったように思います。そして、そう明言(迷言)する人もいた。
来てれば仕事をしている風にふるまえたが、アウトプットを前提とするテレワークでは、二日酔いでアウトプットがなければ仕事をしていないとみなされる。
〇ギグワークのトレンド
・事務のオンライン化
「守秘義務が…」と言っていた企業も線引きをすることで、コロナで強制的なテレワークによりオンライン化可能になった。
オンライン化でできることが分かった以上、事務の外注は進むことになる。
とはいいながらも、テレワークをやめてもとに戻す動きも一方では始まっていて、とても残念です。
・高スキル社員のギグワーク化
従来はOJTによって能力を担保していたが、スキルの広がりによって企業でイチから教育しているヒマがなくなった。
即戦力のIT人材やDXを担える人材は普通は社内にいない。
もともと、中途の採用に関しても同様のことが言われていましたが、複業&ギグワーク化していくことで、その流れが加速していくということです。
・セーフティネットとしてのギグワーク
ある特定分野でのギグワークでの実績があれば、チャレンジをして失敗してもギグワークに戻ってくればよいという安心感がある。
これからの時代、転職は相対的にリスクが高い。
・個人のスキルアップとしてのギグワーク
人間の成長は数年間同じ業務をしていると頭打ちになる。
副業的ギグワークを活用することで、限界突破イベントとして活用することができる。
・起業準備としてのテレワーク
短期間でいろいろな会社で働くことができるからこそ、自分が起業しようと思っている分野で働きノウハウを得ることができる。
上記の3点は私にとっては新しい意見・価値観でした。働く側から見たら、試しにやってみるとか、仕事が安定しないのであれば、自分にスキルを溜めて自分の安定したスキルを軸に仕事を捉えてみるということですね。これは、コペルニクス的転回・・・
・「優秀な人材」価値観がかわる
従来の「優秀な人材」 … 社の論理に従い動ける人
これからの「優秀な人材」… 色々な価値観をベースに社会へ貢献できる人
〇新しいギグワークの可能性
・実験場としてのギグワーク
社内で新しいことをやりたいとき、単発で専門家を活用するなど、試してみることができる。
・中小企業こそ使う価値あり
ある分野での突出した人材が複数の中小企業の担当部長になるなど。
(ex、大企業での人事経験者→リタイヤ後複数中小企業の人事部長へ)
不安定で怖いなー、安定した?定職があるから、ギグワークなんて興味ないや~、と思っていた私ですが、不安定≒柔軟性があるからこそ、様々なトライができるという利点があるということなんですね。
おもしろそうですね!副業可能な企業に勤めている皆さんは、さっそく、クラウドワークスか何かに登録してみましょう!
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<おまけ>ギグワーク本体に対するコメントではなかったですが、宮田教授がとてもいいことを言ってらしたので、こちらもご紹介。
(言い回しとかだいぶ違うかもしれません。)
・みんな、リモートって、リアルの置き換えって思ってない?
違うよね。リアルの置き換えではない、リモート固有のポテンシャルを持つはず。
例えばテキストでの発話やコミュニケーションスタイル(リアルに強い/オンラインに強い)の違いを吸収できたりする。
これって、リモートワークに限らない示唆を含みますよね。
それは、
”何か新しいことを始める時には、従来の置き換えで考えてはいけない。
新しいツールを使った新しい形を模索していきましょう。”
ということ。
心に留めて日々新しい未来を作りだすことを意識しつつ、過ごしていきたいと思いました。
なお、気になった方は、ぜひこちらの動画を見てみてくださ~い↓
おしまい。
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