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海外フェス・ライブ参加遍歴・前編


僕のことを知ってる人、Twitter等でフォローしてくださってる人は僕のことを「海外フェスの人」と認識してる人が多い。そして、会うとだいたい「今年はどこ行ったんですか?」「〇〇って行ったことあります?」って話になるので、自分用のメモも含めて過去に行った海外フェス・ライブを軽く振り返りながらまとめてみる。

※まとめてたら長くなったので前編と後編に分けます。

2010年

Leeds Festival 2010(イギリス) ※1日参加

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主な出演者:The Libertines、Arcade Fire、Dizzee Rascal、The Cribs etc.

ここが初めての海外フェス。というか初めての海外。ちなみに1人。当時はまだ情報とかもあんまりまとまってなかったけど、The Libertines見たい一心だけで参加した。結果、最前で見て超感動。そのまま燃え尽きてトリのArcade Fireはほぼ見ずに帰宅。前にいて水、ビール、おしっこが入ったカップが飛んできてたしね。

Muse @ Wembley Stadium, London ※2日参加

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Muse見るためにLeeds Festivalから約3週間ロンドンにいた。けど、英語は話せないので引きこもってた。ライブはもちろん良くて、HAARP(ライブDVD)で見た景色だ!って興奮したのを今でも覚えてる。

2012年

Bonnaroo Music and Arts Festival 2012(アメリカ)

主な出演者:Radiohead、Red Hot Chili Peppers、Skrillex、The Avett Brothers、The Kooks etc.

Radiohead見たさに参加。この時も勢いで行ったし、そこまで音楽に詳しいわけではなかったので、今ラインナップを見ると、見逃したアーティストが多いことに気づく。(Childish Gambino、Major Lazer等)

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Radiohead(オハイオ、シカゴ、デトロイト)

Radioheadのツアーを追っかけてアメリカを移動。めちゃ大変だった。道中利用した長距離バスで、隣に人を2人くらい殺してそうなSnoop Doggみたいなやつが座ってきて、「目を合わせたら殺られる」と思った僕はポケットWifiとケータイを手に、ひたすらSNSを見てたんだけど、「おい、お前それ何だ?」ってポケットWifiに反応され、「あっ、あの~Wifi…インターネット…」って答えたらふ~んって返された。そして「お前、これ飲むか?」ってめっちゃぬるいラム酒を差し出され、断ることもできない自分はぬるいラムを飲まされ、最終的には仲良くなって解散した。

2014年

Glastonbury Festival 2014(イギリス)

主な出演者:Arcade Fire、Kasabian、Elbow、Jack White、The Black Keys、Lana Del Rey、Ed Sheeran etc.

初のGlastonbuly Festival。Arcade Fireを最前で見、ライブ中にWin Butlerにケータイを取られるという事件が発生した思い出の回。今でもすぐに思い出すことのできるライブが多い、ハイライトの多い年。

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↑Win Butlerが実際に撮った写真

Pete Doherty @ The Bodega, Nottingham

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めちゃくちゃ小さいハコでのライブ。近すぎだし、ユル~いライブで、ライブ中にサインもらえた&本人からクッキーを食べさせてもらった。

Coldplay @ Royal Albert Hall, London

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初めてのRoyal Albert Hall。4階席でクッソ上からだったけど、ライブも会場の雰囲気も楽しめたので良かった。途中までは立って見てると「席に座って見てください」ってセキュリティの人に怒られて、様子をうかがいながらライブ見てたんだけど、終盤の盛り上がったときは「どうぞ、立って!」ってセキュリティの人が許してくれた。海外ならではの感じ。

BST Hyde Park ※2日参加

主な出演者:Arcade Fire、The Libertines、Jake Bugg、Future Islands、The Pogues etc.

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どちらも人が多くて見るのが大変だったような気がする。終わる頃には最前近くまで来てたけど。途中、The Viewを見ようとしたが、ステージが小さくて入場規制がかかり、暴動が起きかけた。

2015年

BST Hyde Park ※3日参加

主な出演者:The Strokes、Beck、Blur、Metronomy、Kylie Minogue、Grace Jones、Years & Years etc.

The StrokesとBeckが同じ日に見れるとかお得すぎ。The Strokesのライブは、演奏とか詳しくない自分でもわかるくらいにグダグダだったけど、だが、それがいい。

Blurはホントみんなに愛されてるなぁ、ってライブを見て思った。本場のSong 2、最高ッス。

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ホントはFoo Fighters @ Wembley Stadium に行く予定だったけど、Dave Grohlの骨折によりライブがキャンセルになったので、浮いたチケット代でKylie Minogue見てきた。

Wolf Alice、Everything Everything @ Rough Trade インストア

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Wolf Aliceは「実はグラストの前夜祭に出るよ」ってこっそり教えてくれた。めちゃいいやつら。EEは「秋くらいに日本行こうと思ってる」って言ってたけど、それ以降、来日してない気がする。

Glastonbury Festival 2015(イギリス)

主な出演者:Florence + The Machine、The Libertines、Kanye West、The Who、Wolf Alice、Glass Animals etc.

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Foo FightersのキャンセルによりFlorence + The Machineが繰り上がりヘッドライナーに、空いた枠には急遽The Libertinesが出演した奇跡の回。カニエの歌うBohemian Rhapsodyはクソすぎてある意味最高だった。あ、あとダライ・ラマ見たヨ。

Beck @ Barbican Centre, London

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Thurston Mooreをゲストに迎えて開催された、詩の朗読会。寸劇+詩の朗読って感じで、ライブではない。英語聞き取るのにめちゃ神経使って疲れた。

Roskilde Festival 2015(デンマーク)

主な出演者:Muse、Paul McCartney、Disclosure、Florence + The Machine、Kendrick Lamar、Pharrell Williams、Mew、Noel Gallagher's High Flying Birds etc.

ラインナップ強すぎなので参加。Paul McCartneyはほぼ最前で見れて、「来日公演だと10万以上するのか…」と元取った感がすごかった。キャンプサイトが異常なほど汚くて衝撃を受ける。カラーギャングみたいなのが朝までキャンプサイトでスピーカー大音量で遊んでるので、いつテントぶっ壊されるがビクビクしながら過ごした。あと、みんなおしっこがルーズ。女の子もそのへんでしてる。

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2016年

Coldplay @ Wembley Stadium, London

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リア充の集いみたいなライブだったけど、演出の美しさは抜群。光るブレスレットはライブ中めっちゃ綺麗だった。

Muse @ Olympijskiy Stadium, Moscow

初ロシア。ビザが必要なことを割とギリギリまで知らず、焦って大使館行った。予約してたホステルが「もう一杯だよ」って言われ、ネットもつながらない状態でモスクワの街を23時過ぎまで歩き回ったときはやばいと思った。

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↑ぶっ壊されたATM

ライブは360°ツアーの単独公演最終日で、無事見れてよかった。やはり彼らは演出の規模が違う。

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Glastonbury Festival 2016(イギリス)

主な出演者:Muse、Foals、Adele、Tame Impala、Coldplay、Beck、The View etc.

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Muse最前で見れて感動、Adele見れて感激、昔から聞いてたThe View見れてハッピーなグラストだった。けど、泥は歴代最高にやばかった。足首まで埋まって抜け出せないことが何度もあった。

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Muse @ Eiffel Tower, Paris

Euro(サッカー)関連のイベントとして、エッフェル塔のすぐ下でMuseがライブをやる、っていう企画でしたが、最前で見たため、ライブ中はステージによりエッフェル塔は全く見えないという罠。

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ライブ翌日、次の国へ行く際にテロに遭いかける。この話はまた改めて。

Rock Werchter 2016(ベルギー)

主な出演者:Paul McCartney、Disclosure、The 1975、Rammstein、Tame Impala、Beck、Florence + the Machine etc.

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フジロック3回分くらいの豪華さ(フェス名のとこのリンクからラインナップ見れます)。またしてもPaul McCartneyを間近で見て元を取ることに成功。キャンプサイトで英語の喋れないベルギー人グループに絡まれ、罰ゲーム付きジェンガをエンドレスで行い、飲めないビールを飲まされJames Bayを見逃す。

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会場内の飲食の支払いは全部チケット制だった(会場内で現金をチケットに変えておく必要あり)

Massive Attack @ Spandauer Zitadelle, Berlin

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自分がヨーロッパにいる間にちょうどライブをやってたので、勢いでチケットを取ったライブ。その結果、ドイツの滞在時間は20時間弱くらいという弾丸日程に。ライブは圧倒的で、Young Fathersとの共演も見れて良かったんだけど、名曲Tear Dropはやらず。

Market Sound 2016(イタリア)

主な出演者:Tame Impala

開場とともにダッシュして、1番だ~と思ったら関係者?2人が最前真ん中に立っててびっくりした。(アメリカから来た、娘がTame Impala好きで~とか言ってビールおごってくれた)

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ライブはもうそれはそれは最高で、本編最後の曲Apocalypse Dreamsの時に「じゃあこの曲はキミに」と歌ってくれた。その日からライブでこの曲を聴くたびにウルッとしちゃう。本当に、心の底から、ここまで来てよかったと思えるライブだった。

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The Last Shadow Puppets @ Alcatraz, Milano

パリでの同時多発テロが起きた翌年だったこともあり、単独のライブでも持ち物検査や金属探知機でのチェックなど超厳重に行われてた。ライブは…アレックスの奇行を見守って終わった。

NOS Alive 2016(ポルトガル)

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主な出演者:The Chemical Brothers、Radiohead、Arcade Fire、Tame Impala、Wolf Alice、Years & Years、M83 etc.

会場の規模は大きくないけど、ラインナップは割と豪華。リスボンはいつも晴れてて(昼間は暑すぎるけど。ライブは夕方スタート)、ご飯もおいしいので、ヨーロッパのフェス行きたいって人に子のフェスをオススメしたりしてる。

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帰りの飛行機乗ってるときにEuroの決勝やってて、見事ポルトガルが優勝。まあまあ盛り上がってた。あと、帰りの便がたまたま渋さ知らズオーケストラのみなさんと一緒で、「グラストで見ましたよ!」って伝えたら「えー!ほんとですか!ステージからちゃんと見えてましたよ!あ、写真撮りましょ!ほら、みんな~!この方、グラストンベリーにいらっしゃったんだってー!」って荷物受け取りのとこで渋さ知らズの人に写真撮られた。そして「ここは撮影禁止ですよ!」って空港の人に怒られた。(向こうの人が写真撮ったので俺は写真持ってない)

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続きは後編で!


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