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噺家の手ぬぐい 林家まめ平

毎芝居初日、日付が変わってすぐに更新しておりましたが今回はちょっと遅くなりました。とりあえず初日です。

2023年秋、落語協会新真打手ぬぐい紹介の二本目は正蔵師匠門下四番弟子林家まめ平くんです。新真打四人はふたつに別れます。無駄にデカい二人、そして髪の毛薄い系 笑。まめ平くんは後者 大笑。ツルツルの福多楼くんと一緒にしちゃ申し訳ないけど…。この話は手ぬぐいとは全く関係ないけどネ。

わかり易っ!!豆まめマメ豆まめマメ豆まめマメ…まめ〜っ!!たまに白豆 笑。こりゃ、まめ平手ぬぐいだぁ~。コレは二ツ目時代と同じ柄。名前が変わらないと手ぬぐいもそのまんまって噺家もいるけど、ごく稀。でもそれにはそれなりの理由があるのです。

「デザインを変えなかったのは師匠方がわたしの手ぬぐいを高座で使っていただいているのを見て使いやすいのかなぁ〜と思って変えませんでした」

確かにね、使いやすいけどネ。そういえば名前も変わってない!

「この名前が好きなので師匠にお願いして変えませんでした。由来は芽が出るように、です」

ちょっと違うけど同じ豆柄手ぬぐいを使っている噺家がいます。あの春風亭一之輔くん。彼も基本的には二ツ目からそのまんま豆柄です。でもちょっと違うのは一之輔くんの手ぬぐいはすでに芽の出ている豆がひとつある!!…そこだな、今からでも遅くはない。ひとつ芽を出そう!そうすればキミも一之輔になれる!…いや、まめ之輔だっ!…これじゃ正蔵一門じゃなくなっちゃう 笑。

御披露目は九月下席鈴本演芸場から。まめ平くんの出演情報は落語協会ホームページから。

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