『ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~』 第5話「12月24日12時03分~13時10分」 感想
概要
放送局:フジテレビ系列
放送日時:2023年11月6日(月曜日) 21時00分~21時54分
脚本:徳永 友一
音楽:佐藤 直紀
主題歌:ミイナ・オカベ「Flashback feat. Daichi Yamamoto」 (ユニバーサル・インターナショナル)
プロデュース:成河 広明
演出:片島 章三
製作・著作:フジテレビ
番組公式サイト リンク
感想
それぞれの意地
蜜谷が眼前で轢き逃げされた誠司。事件のニュースは絶望的な桔梗。日中に新たなメインディッシュを作らねばならない時生。それぞれに試練が降りかかり、それぞれが状況打破のため動きます。
今回は"地方テレビ局編"(桔梗編)が中心。
報道としての使命感から、どうしても今回の殺人事件を特集したい桔梗さん。しかし、(そもそも横浜テレビについて「お堅い報道」のイメージから脱却したい)上層部はその主張を突っぱねます。結局、『日曜NEWS11』の最終回は事件を扱うことなく幕を閉じました。
失意を抱きつつも諦めきれない桔梗さん。そんな折、テレビ局の前で誠司と遭遇します。言うまでもなくこれは千載一遇の大チャンス。報道としてこれを逃すまいとした彼女は、誠司に事件を取材していたことを打ち明けると共に、独占インタビューを申し出ました。現在捜査中の殺人事件で、容疑者として追われている(そして逃亡中の)男に対して独占インタビュー。無論、上手くいけば大スクープで、他局よりも圧倒的優位に立てます。とはいえ、その男が本当に犯人だった場合のリスクを考えると二の足を踏む人も少なくないはず…。一も二もなくインタビューを申し込んだ桔梗さんの「報道としての使命感」のほどが伺えますね。
一方、テレビ局内でもそうやって奮闘する桔梗さんに対して思うところがある模様。比較的協力的だった査子ちゃんや国枝さんはもちろん、いままで"見"に近かった黒種デスク(演:大水洋介)や筒井社長のパシリ同然だった前島くん(演:加藤諒)の中にも「このまま事件を報道しなくていいのか…?」という思いが芽生えてきました。
やっぱりベテランが頑張っていると、若手中堅にも「俺も頑張らなくちゃな」って気持ちが出てくるんですね(スポーツチームでよくあるやつ)。
一方、誠司は暴漢たちに拉致され、時生シェフは新メインディッシュ作りが上手くいかない。それぞれのピンチです。
時生シェフのくだりが平和だな…。癒やしだぜ。
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