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『風間公親 教場0』 第8話「闇中の白霧」 感想


概要

放送局:フジテレビ系列
放送日時:2023年5月29日(月曜日) 21時00分~21時54分

原作:長岡 弘樹
 『教場0 刑事指導官・風間公親』(小学館)
 『教場X 刑事指導官・風間公親』(小学館)

脚本:君塚 良一
音楽:佐藤 直紀
プロデュース:中江 功、渡辺 恒也、宋 ハナ
演出:中江 功
制作著作:フジテレビ

番組公式サイト リンク

感想

風間「次は君の番だ。」
鐘羅:Σ( ˙꒳​˙  )
視聴者:(((゚Д゚)))

 鐘羅の観察眼を褒め、彼女に事件を解決させる。そのうえで一枚上手の"眼"を見せつけ、彼女の犯した罪を暴く。歳を重ねて"力み"が取れ"深み"が出てきた木村拓哉さんの演技も相まって、ダークヒーロー然とした恐ろしさがありました。
 …と書くと容赦のない鬼刑事みたいに見えますがあながち間違っていない、その実情は異なります。むしろ罪を暴き、悔やませることで彼女を救済したいというように見えました。事件に関しては巡り合わせもあるでしょうが、「結託した犯罪者同士の殺人事件」を解決させることで、「(「捜査情報を対象に横流し」という行為を)このまま続けているとこうなるぞ」と伝えたかった。そして、悔やむ彼女に対して「交番勤務からやり直せ」と道を示すことで再起を図りたかった。個人的にはそういう風に見えました。

 風間の言葉通り交番勤務に戻った鐘羅。前と比べてどこか明るい表情になっていたので、自身の人間関係も明るくなった…と思いたいです。

 続いての新人刑事は中込兼児(演:染谷将太)。上官との話を聞くと「何時代の荒くれ刑事ドラマだよ」とツッコミたくなる言葉の数々が。この危ない男がどのように風間の薫陶を受けるのか。

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