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「Arte de aco」主催のVo.28グループ展に参加して

もし、SNSのDMで急に誘われ参加を迷っている方がいましたら是非呼んで欲しいと思います。私も参加する前はnoteやSNS等で参加された方を探しました。

9/2~9/3日に代官山にあるUPSTAIRS GALLERYで「Arte de aco」さん主催のグループ展に参加しました。

出展した3作品(ニューサロンのん、パン屋とおじさん、Lショップひまわり)

今回の2日間めちゃくちゃ実りのある充実した日を過ごさせて頂きました。
申し込み時点では、怪しいのかと疑いましたが笑。そんな事は全くなく、とても素敵なグループ展でした。

案内に書いてある通り、年齢、ジェンダー、職業、アート歴は全く関係なく、
(枠というものがない)会場に到着するまでの間、他の作家さんの絵だけを見てどんな方が描いているのか、自分で勝手に妄想しているので、会場でご本人にお会いした時のギャップがとても面白く感じました。

主催者のacoさんが元百貨店の販売をされていたこともあり、絵を出展するだけでなく集客も大切とおしゃっていたので、そんなこと自分にできるか?最初はとても戸惑いと不安がありました。
私は地方在住なので、東京の方がよく訪れるご近所の居酒屋さんに案内を置いてもらい、親類や20年ぐらい会っていない友人達にも案内を送りました。

当日誰もきてくれなかったらどうしようと不安になりましたが、案内を送った方全員とプラス他の方も連れてきてくれ、たくさんの方が来場して下さいました。

1日目は会場が親類の集まりになってしまい少々ご迷惑かな?とも思いましたが、問題ないと快く受け入れてくれました。何年も会ってない友人達も足を運んでくれ、親類も、友人も皆んな喜んでくれました。絵を通して、皆んなが皆んなに会えるキッカケが出来て、「楽しかった〜」という時間が作れたことが何だかとても嬉しかったです。

それと驚いたことに、長男が友達と来てくれたのですが、「俺も描いてみたくなってきた!」という一言にビックリしました。いろいろな方の絵を見て心が動かされたようです。

今回、徳島から来られた作家さんが2020年から体が急に動かなくなる難病を患い、奇跡的に動くようになったすごいお話を会場でしてくれました。
私には同じように難病に突然なった父がおりました。そして難病を患いながらイラストレーターの仕事をしている友人がおります。ここでこの方と出会えたことは私にとって、何だか導かれたようで心がゾワゾワしていました。この方のお話を友人にもゆっくりとしてあげたいと思います。

2日目の日に、私の絵の前で涙ぐんでいる可愛らしい女性がおりました。話しかけると、ご出身が福島県の方でした。ずっと故郷に帰ってないそうで、私の絵を見て懐かしんでいたようです。初めての事でとても驚きましたが、絵を描いているものとしては大変嬉しい出来事でした。
絵を通じて、懐かしい雰囲気になって、その懐かしい雰囲気の中からご自分の故郷を思い出す。素敵なお手伝いができて本当に嬉しいです。

今回在廊せず、もし絵だけを出展していたら、こんなに貴重な体験はできなかったと思います。集客の大切さや、本人が在廊するという大切さが、自分自身も足を運ぶことによってわかった事です。
他の作家さんとも、もっとたくさん話をしてみたかったです。

今回とても感じたことが、人と人が繋がっているということ、1人では決して感じることができないということ。仏教の思想でいう縁起というものを感じる事ができました。本当に素敵な時間を皆さんで共有できて感謝でいっぱいです。
このような場を提供して下さったarte de acoさん、暑い中、会場に足を運んでくださった皆様、応援して下さった皆様、地球上全ての皆様に感謝です。
「楽しかった〜」

参加に迷ってらっしゃる方、在廊しようか迷っている方、是非ご自分の足で行かれてみてはいかがでしょうか?私はこのグループ展に参加させて頂いて、たくさんのステキな事が自分に戻ってきました😊 ご参考まで











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