特別
どうしても好き!には届かなくても、なんとなくでも持ってたい好きなら手放さなくていい
そういうのがあたし。
多面体でいるといろいろ楽ちんでいい感じ
この特別を証明をするために無意識に手放してきたなんとなくの好きが特別かも、って気づいても引き返せないところまで来ちゃった
なーんて事態にも転がせば一旦、なんとかなったりする
だからどうしてもじゃないほうの好きだって沢山持ってたい
特別であればあるほど毒になっちゃうし
特別より特別なきみにはちゃんとあたしで会いたい
いつも特別な好きだけで溢れていたらいいなんて、そんなことないもん
余裕なくなって、あたしが私のことまで飲み込んじゃって、特別への気持ちがぐしゃぐしゃになった時、きみを特別って変わらず言い続けられるほど鍛えられてないから
ずっとあたしがあたしで居られるように、私は特別じゃない好きも抱えて、どこか寂しいままなんとかやっていきたい
ずっとの寂しいを含めて生きていく、って私として生きるために必要な寂しさって言い聞かせてる
実際は私だってしがみついてないと立っていられない、寂しくなくなりたい、寂しいなんて死んでからもほしくない、特別しかないユートピアでまんまるにただ、いたい。
でもさ、特別の魔法が解けて猛毒として向かってきたらそれって呪いとかになっちゃうんでしょ
それ、やだもん
結局私は自分がずっと可愛いだけかも、ちょっと引いた?
ナンバープレート1127。
たった4桁できみを思い出す
毒にならないくらいのささやかなあたしの特別
きみだけ、特別。
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