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【攻略?#2】 フジロック今年初参戦だった自分がフジロック攻略法を書いてみた (準備編\交通機関はどんな感じなの回)

《前回の記事》

次々、行きましょう。今回は、交通機関編です。
前回、なかなかのアホスケジュールを立てた旅行苦手芸人ですが、使用した交通機関はどんな感じだったのでしょうか。


1.飛行機

地方在住なのでもう必須です。仕方ない。言うことなし。
全くフジロックに関係することではございませんが、金曜の夜は飛行機の予約が完全に満席だったため、航空会社側から次の便に変更してくれる方を探しておりました。変更した場合、現金1万円か7000マイル(たぶん)をもらえたそうです。こんなことあるんですね。

2.新幹線

 関東方面から新潟に行く場合は、新幹線で行くのが一番いいと思います。
 新幹線は上越新幹線で東京駅から会場最寄りである越前湯沢駅まで行きます。

JR東日本(https://www.jreast.co.jp/train/shinkan/joetsu.html)

停車駅はこんな感じです。
越前湯沢駅から近い駅のホテルに泊まるという方法も考えましたが、確実に座ってゆったりいけるように東京駅から乗ることも考え、ホテルも東京駅徒歩3分ぐらいのところにしました。
その分新幹線の時間は長くなりましたが、1時間半ぐらいかかりました。

(1)予約方法

新幹線を利用する方は、事前予約をされることをおすすめします。
これは、公式も推奨しているし、なんならJR東日本からも「フジロック行く人は新幹線のチケット予約してね!」的なメールが届きました。
私は、えきねっと(ネット)で予約をしました。予約は乗車日の1か月前からできるのでその日に予約を行いました。個人的には「すぐに席が埋まるのでは?」と思い焦って予約しましたが、実際はそんなに焦って取らなくても大丈夫だったと思います。
あと、JR東日本が早割り(早く予約すると安くなる的なヤツ)をやっていましたが、私は適用されませんでした。(この頃はもう考えるのがめんどくさかったので正規料金で行きました。)どうにかすれば適用もできるみたいなので、適用されたい方はご確認ください。
あと、新幹線の予約チケットをSuicaに紐づけできます。そのまま改札に直行できるのでそれはやっておくことをお薦めします!
また、帰りの新幹線はすごい人も多いとのことでしたので、帰りだけ指定席を取りました。(最終的にはキャンセルしましたが…)

(2)当日の様子

フジロック当日は、11時すぎぐらいの便を利用してみました。始発から乗ったので座れないということはなかったですが、途中から乗車した人も座れていない感じではありませんでした。
基本的には、フツーの新幹線なのでのんびりと過ごしました。

3.バス

 バスはめちゃくちゃお世話になりました。2種類のバスに乗りました。

(1)シャトルバス(越前湯沢駅⇆会場)の概要

越前湯沢駅から会場に向かうにはシャトルバスに乗っていくことができます。決まった時間にバスが来るのではなくピストン輸送でどんどん来るのでそれに乗るって方式です。予約も不要です。
越前湯沢駅から会場までは、おおよそ40分かかります。
シャトルバスは往復1,000円で、越前湯沢駅で乗車する際に支払います。
フジロックは今年基本キャッシュレスでしたが、ここでは現金支払いの方が早く処理されました。(電子決済でも支払うことも可能です。)

(2)シャトルバス当日の様子

いやぁ…。まずここでフジロックの洗礼を受けた気がしました。

①29日(土)のシャトルバス
29日の13時すぎに越前湯沢駅に到着した私。ルンルンで駅前に行くと…

「人多すぎ…。」

シャトルバスを待つ人たちでごった返してました。
・・・いや、知ってましたよ!シャトルバスも時間帯によっては、1時間ぐらい待つって!
でも実際に目の当たりにするとなかなかしんどいものです。ちょっとくじけて駅内に戻りましたもん。
意を決して長打の列に並び、炎天下の中1時間以上待ち、やっと自分が乗れそうなところまで来ました。
その時に来たバスは、路線バスでした。席が埋まった後、係員の方から「立っていいなら乗れる」とのことで炎天下からとにかく離れたかったため私は、立つことを決めて乗り込みました。

越後湯沢駅から会場までは、まあまあな山道を通るため立ってバスに乗るのはなかなか至難の業でした。40分間ひたすらに慣性の法則に耐えることになります。
到着した頃には、会場に着く前にもうフラフラでした。
今思えば、この旅の移動の中で29日のシャトルバスの移動が1番キツい移動でした。

②30日(日)のシャトルバス
昨日で相当打ちのめされたので、覚悟を決めて越前湯沢駅に行きました。昨日と同じように13時過ぎに行くと…

まじで、秒で乗れた。

え、昨日の同じ時間だと100人以上並んでたけど、今日5人ぐらいしか並んでないやん。この差はなんなんだ?
ということでこの日は、観光バスに悠々と乗って行きました。
観光バス内は、座席にビニールシートが巻き付けてあって、びしょ濡れになっても乗れるような感じになっていました。
観光バス内のテレビでフジロックのマナーに関する動画や忌野清志郎の「田舎へ行こう!」のPVも流れてて、やっといい意味で「フジロックの洗礼」を受けた気がしました。

(3)バスツアー(会場⇆各都市)の概要

バスツアーはフジロックが公式に出しているツアーです。要は夜行バスで、夜中に出発して、朝に目的地に到着するスケジュールになっています。
私は、会場から各都市のバスツアーを利用しました。バスツアーというだけあって、「往復夜行バスを利用しなければいけないのかな」と思いがちですが、片道だけでも利用可能です。

個人的にバスツアーに関する一番情報が少なくて乗車するまでめっちゃ不安だったので、できるだけ詳しく書きたいと思います。

(4)バスツアーの予約方法

バスツアーの予約は、フジロックの公式サイトでできます。最初に5月に予約を取りましたが、その時は予約はほとんど埋まっていませんでした。
予約手続き自体はそんなに難しいものではないですが、サイトの特性上ちょっと分かりづらい部分もありました。
予約手続きが完了したら、費用を指定の口座に振り込んで予約完了です。
3日以内に振り込まなければ、予約は自動キャンセルされるのでご注意ください。
その後、旅行スケジュールに疾患を確認し、再度別のツアーを取ったのは7月上旬。その頃キャンセル待ちの受付をしていたため、「もう予約が埋まったのではないか⁉」と焦って確認したら5月に比べ余裕がある感じではなかったですがありました。
「よかった~」と一息ついていて、5月に予約したツアーバスを確認したら、ここにも重大な疾患を発見しました。

「ツアーバスの日程表ってもしかしてリアルタイム表示?」

2023年バスツアー日程表(東京駅)

ツアーバスの日程表はこんな感じに記載されています。例えば、28日のフジロックに参加したとしても実際にバスに乗るのは29日の夜中1時です。よって、予約としては29日発のバスツアーを取る必要があります。
まんまとその罠にはまった私は、30日のフジロックに参加することから31日の夜中の1時発のバスツアーを予約しなければならなかったところ、間違えて30日の夜中1時発のバスツアーを予約してました。

「やべえええええええ。」となり、すぐさま予約をやり直しました。
予約枠がまだあったので助かりましたが、これに気づかずに当日を迎えていたとなるとゾッとしますね…。
予約の際は、日時も充分にお気をつけください。

あと、当日の2週間前ぐらいにツアーバスのチケットが送られてきますが、こちらは紙チケットですので、お忘れなく。

(5)ツアーバス当日の様子について

ツアーバスの集合場所は、会場からまあまあ距離があります。どうやら地図で確認するとRED MAQEEE(ステージ)の裏(?)ぐらいではあるのですが、会場をぐるっと回って集合場所に行く必要があります。これが、地味に遠い…。出発時間ギリギリまでアーティストを見ると間に合わない可能性があるのでご注意ください。
しかも、集合場所までの道中は、暗い道になるので本当にあっているのかと不安になります…。

1時出発の場合、0:45から乗り込みができるとのことでしたが、それよりも早く乗せてくれました。乗り込み前は並んで待つので、その間に荷物の整理とトイレや着替えを済ませておいたらいいかと思います。

時間がきたら受付でチケットを渡し、バスを間違えないようにきちんと係の人がバスまで案内してくれます。大きい荷物は、勿論バスの下に入れることもできます。人数が多いときは、席まで指定されますが、適当に奥から詰めてスタイルではなく、女性1人客の場合は、隣の人も女性の1人客にしてくれたりと配慮はしてくれます。(実際に私もそうしてもらいました。)

バスの席は、2人席でフツーの観光バスのため、高級夜行バスのような広々としたものではありませんでしたが、かといって窮屈な感じもなかったです。ただ、2人席で席の仕切りもないため、汗のケアとかはある程度しておいた方がいいかもしれません。参加人数が少ないときは、2人席を1人で使用できます。

あとは、基本バス内で寝るだけです。夜行バスで寝れるか寝れないかについては、個人差出るかと思いますが私は半寝ぐらいできたので、そこそこ体力回復できました。

途中サービスエリアに2・3回寄ります。ただ、東京方面のバスはすべて同じサービスエリアで休憩するのでサービスエリアで降りた人は、乗るバスを間違えないようにお気をつけください。

途中寄ったサービスエリア。お土産もちょこっと買えた。

そして、このツアーバスで一番予想外だったことは、到着時間が巻きすぎる。
事前の予定到着時刻は、
・苗場→東京駅;6:00
・苗場→羽田空港;6:00
でしたが、実際の到着時刻は、
・苗場→東京駅;4:45
・苗場→羽田空港;5:00
でした。

個人的は早く到着してほしかったので、これはうれしい誤算ではありました。ただ、当日の交通状況によっては、遅れる可能性も充分あるので、そのあとの予定は余裕をもって計画立てることをおすすめします。

ちなみに降ろされた場所は、
・東京駅:裏側
・羽田空港:第一ターミナル
でした。

私自身、人生初の夜行バスでしたが、グッズとかも色々買ってなかなか快適でした。

4.今回のまとめ

  • 東京から会場に行く場合は、上越新幹線がおすすめ

  • 最寄り駅の越前湯沢駅から会場までのシャトルバスが鬼門

  • 時間帯によってはシャトルバスに乗るまでに1時間以上待つ

  • シャトルバスは、観光バスタイプと路線バスタイプがある

  • シャトルバスの道中は結構な山道を通るため、路線バスで立って乗るのとまあまあ過酷

  • バスツアーは予約するときに日時に気を付けて

  • バスツアーは、フツーの観光バスだが意外と快適。

次回は、準備編 会場内でのスケジュールを立てようの回をお送りします。

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