お笑い芸人さんと俳句
俳句の番組で、ランキング上位にお笑い芸人さんが何故多いか、なるほど納得した話。
YouTubeをみていたら、お笑いコンビ・フルーツポンチ村上くんの生ライブ配信「俳句実況」のアーカイブが流れてきた。
よくみると、チャットでネタを決め、俳句をつくる過程をYouTubeライブ配信で進めていくというなかなか斬新な企画。初めて行った回だったようで、多少接続がうまくいかない等ドタバタしていたけれど、これが実に面白かった。(かなり長いので初めの2本位を視聴。)
普通に考えたら配信で俳句つくるなんて、組み立てに集中するの難しいだろうし、長く無言にならないよう気になるだろうし、完成のクオリティが出せるのか、、とできない理由が沢山思い浮かぶと思う。が、チャットで視聴者からお題をもらいながら、実にうまく進行して、俳句と人柄の魅力が伝わってきたから凄い。
完璧を求めたら絶対できない。そのあたりのこともしっかり話していいて、新しいエンターテイメントとして楽しめた。
スーパーチャットの金額が、575円(五七五)という参加者もいて、気が利いてる。
そこで注目したのが、俳句を作るプロセスには、テーマをきめたら、まず「連想ゲームからはじまる」という点。
「連想ゲーム」
この言葉、最近みた吉本興業のお笑い養成所の「ネタの作り方」という動画でも言ってた。
講師は、NON STYLE 石田さん。これまたすごく面白い。
その他にも、起承転結の作り方とかボケかた、突っ込み方とかいろんなのがあってついみてしまったのだが、どちらにしてもネタ作りは、「連想ゲーム」から取りかかるらしい。
(プロセスの言語化がとても面白かったので、興味ある人はぜひ視聴してみてください。)
YouTubeの場合、関連動画にでてきてこういった動画に巡り会うわけですが、こういうプロセスを見せるというコンテンツ、面白いなぁ。
そう、つまりは、漫才と俳句いずれも、はじめの組み立てが、連想ゲームかららしい。柔軟に思考整理する習慣に共通点があるんだなぁと妙に納得、感心したのでした。
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