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唯一無二の、“平凡な青”。

その青は、どこまでも届く。

(ヘッダー画像はわたしのイヤホンですが、こちらCYNHNさんがイヤモニとして使用されていたイヤホンの親戚機種です)(半分おそろいみたいで嬉しかった)

CYNHN3rdワンマンライブ、『Ordinary Blue』。

もうね、ほんとうにとっても良かった。もうめっちゃ良かった。ぜひまたやってほしい。フュージョンスクリーンの登場演出めちゃ好き!!ってPray for Blue Vol.2の映像見た時から言ってるけどやっぱり好きです。

~AM2:00~

アアアアアア衣装くぁwfryーーーー!!!!

……音声が一部乱れました、大変失礼いたしました。

ただ、開演後すぐに叫んだ言葉はほんとに「新衣装!!!!!!!!!」でした。新衣装めちゃくちゃ好き……良い……(どの衣装も好きって言ってるオタク)。

あとフュージョンスクリーンですよ。この演出は登場がもうバチクソかっこよくてめちゃ好きです。なんかこう、召喚されている感じがとても好き。

こういう映像演出をする手段として、まだやっぱりモニターをどかんと建設してそこに映す、という手法が一般的な気がするんだけど(特に大規模会場でライブする方とか)、フュージョンスクリーンの方がより演出として溶け込んでいるというか、アーティスト見逃さない感あるなって。

……という脱線はさておき。

個人的には『絶交郷愁』と『解けない界面論』が相性いいな、なんてことを思いました。公式MVに引っ張られているだけだろって?それはそう。

『雨色ホログラム』の前に雨音がするとか、『解けない界面論』の前のちょっとした語りとか、「次はこの曲?」って予想ができる、けど明言はしていないので実際に曲が来ると「これだー!!」って単純に喜べる、みたいな演出もめちゃ好き。セトリって分析すると面白いよね。

あと個人的な事情で、『水生』のライブバージョンを見たのはこれが初めてだったから、振りとかこういう風だったんだ!というワクワクとともに、あの衣装でのパフォーマンスをいつか見たいな~、というのも思いました。世界にライブイベントができる程度の日常が戻ってきた暁には、いつか『Re:Predawn Blue』みたいなライブしてほしいです。(言うだけならタダなので)(願いは口に出してこそ)

~PM2:00~

メンバー!!髪型変えてる!!!!なんか御髪にきらきらついてる!!!!

PM2:00はねるちゃんの雰囲気がめちゃ好きだなと思いました。わたしがもともとインナーカラーしてるひと大好きっていうのもあるんだけど、インナーカラー生かされてる、本人の顔も生かされてる、なんだこれは最高じゃないか、みたいなね。

今回はスクリーンがない分ステージ上の可動域やカメラの可動域も広かったのかな、かなりカメラサービスをいただいてしまった気がします。

あとSEがめちゃ好き。付け足される前奏終奏大好きマンであることは別ライブ感想記事にも書いたんですけど、それを知っている方は納得していただけるかと。←

そしてアコースティックバンド! しきさんが後ろ向いてバンドの皆様と一緒に音楽をやっている!っていう感じを表現していた場面が印象に残っています。

全編バンド編成、いつか実現してほしいな~。生音で『はりぼて』聴きたい~。(言うだけなら以下同文)(々)

~全体的な感想とか語りたいこと~

※ここからはオタク特有の面倒くさいあれだよ。

①6人の頃を知っていても、5人の彼女たちを応援することと、6人だったあの頃を記憶の中で大事に思うことは両立できる

『水生』が先行配信されたときにも思ったことを再び思った、というあれです。

まだ5人編成になってからの楽曲っていうのは少ないから、ライブでは6人編成時代の楽曲を5人で歌っているわけだけど、その頃の楽曲(わたしはとくに『ラルゴ』と『空気とインク』と『はりぼて』の歌割りをめちゃ覚えているので、脳内で声あてがち)を聴いていると、泣けてきてしまいました。なんか、すごく大事に歌っている感じが伝わってくる気がして。ところどころ、原曲の表現を意識しているのかな?と思う歌い方をしていたりもするし。(声的なものを似せている、と言いたいわけではないです、誤解があったらやだから書いておきますが)

きっと、本人たち自身にもいろんな感情があると思うけど、それでもファンに、歌を通して「大丈夫だよ」と言ってくれている気がしたのです。

『FINALegend』はさすがにどうしようもないだろうけど(自己紹介があるから)、他の曲はこれからもきっとずっと歌ってくれると思っている。


②純粋な”音楽”勝負になる配信ライブで勝てるという強さ

わたしはアイドル界隈に軸足を置いていないからこそ、ライブ観覧後の満足度は、アーティストの「音楽的パフォーマンスの質」によって定まるタイプです。現場の空気とか、アーティストと場所や空気そのものを共有できる事実とかもそりゃ何物にも代えがたいものだし、演出やダンスに「わかる……その解釈わかる……」ってなることも多々あるけど、それは満足度を決める上ではおまけであって、あくまで重要なのは、「音楽でどれだけ心がワクワクできたか」。

そして、個人的な考えでは、配信ライブはその「音楽的パフォーマンスの質」の良し悪しが現場よりも如実に伝わる場だと思っています。だって、周りのお客さんの熱気もなければ、普段自分が暮らしてる場所で移動も何もなく見れるので、周辺環境の面でいえば盛り上がるよりも落ち着く方向に向かう。さらに音質は各々の再生機器のオーディオの質に依存するので、音の物量で押し切ることもできない。

そんな配信ライブという場で、今回のライブを見たわたしはどう思ったかと言ったら、「最高だった」、これだったの。

アイドルという枠で活動しているアーティストでありながら、配信ライブでそれができるっていうのは、かなりすごいと思います。

アイドル界隈とくくっていいのか微妙なところの話をするけど、以前、4月頃だっただろうか、LDHグループが有料配信ライブをすると発表した時に、興味深いツイートを見つけていて。それは、LDHに所属する某グループの熱烈なファンと思われる方のツイートで、「会えるわけでもないのに3900円も出す意味が分からない」という趣旨でした。

姉が一時期EXILEのファンをしていたからぼんやりと察せるんだけど、LDHグループのライブはチケット代が諭吉を超えるし、まずファンクラブに入っていないとお話にならない(当たらない)ため、会員費もかかる。そのうえで、ライブに行くために服を買うとかグッズを買うとか、メイクがお好きな方だったらその日に特別なメイクをするとか、スキンケアをがんばるとか、その日に向けての準備費ってのが出てくる。さらに交通費や飲食費などの関連出費も鑑みると、配信ライブの3900円、というのはわたしにとっては破格すぎる値段であり、喜んで買うものだと思っていたんです。

しかし、どうも少なくともツイ主の感覚では違うらしかった。他人から考えたら破格と思える値段設定でも、配信ライブには、お金を払う価値を見出せないらしい。会えないから、とツイ主さんは仰っていたけれど、実際の公演に足を運んでも、席運によっては「会えた」とは言えない状況になるだろうに、配信では絶対誰もが画面前アリーナ最前列であるのに、配信では”違う”と。

このあたりから、アイドル界隈におけるライブというのは、ファンとアーティストがその場で交流するための手段であるという面が強いのではないか、という仮説を持っていまして。

しかし、配信ライブは、「音楽を届ける」という目的のみによって成立し、交流するための手段、という感覚は薄い。配信ライブに価値をもたらすために必要なものは、リアルの今までのライブで必要だったものとは、すこし違うのかもしれない。

そんな中で嘘偽りなく”音楽”を届けたCYNHNは、配信でも勝負できる、勝てるライブを作ることができたのは、この先大きなアドバンテージになると思う。

正直ね、『Pray for Blue』をライブに、しかも配信ライブに入れて成立させたこと、これはCYNHNが”ヴォーカルユニット”だからこそできたことだと思う。この曲を、現場の空気みたいなものなしに、アーティストの演奏力一本で”聴かせる”ってめちゃくちゃ難しい気がしていて、それを平然とやってのけられるアイドルを、わたしは他に知らないから。だからやっぱり、彼女たちは”ヴォーカルユニット”なんだなと。

MCも本編中そんなになかったしね(リアルライブに行ったにじぱれツアーと比較すると少なかった気がしている)。これで成立するって、歌に実力がないとできないことだと思います。いやこれほんとに。

③ビジュアルが最強

まじ最強。

1年後に3000キャパ、絶対いけると信じています。

最後まで読んでくださった物好きのみなさま、ぜひCYNHNの応援をよろしくお願いいたします。

スキを押すと何かが出ます。サポートを押しても何かが出ます。あとわたしが大変喜びます。