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【ネタバレあり】結合男子 本編6ルートストーリー傾向と感想


はじめに(注意事項など)

体験版が面白かったので買ってみました。
本編6ルート(エンディング12種)を一通りプレイしたので、各ルートのストーリー傾向や感想などを当方(乙女OKの雑食腐)の主観まる出しで簡単にまとめています。

  • 気になっているけれど推し絡みのルートってどんな感じなんだろ~?

  • 友情って言ってるけどどのレベル?(腐はチョット…)

などといった、購入前に本編の雰囲気を知りたい方の何かしら参考になれば幸いです。
ネタバレ部分の閲覧は自己の判断と責任でお願いいたします。

なお、Switch版をプレイしています。アプリ版と仕様等に違いがあるかは検証しておりません。
ゲームシステムやバトルモードの解説など、攻略に関わる情報は公式サイト様や他サイト様をご参考ください。

手っ取り早く組み合わせのまとめを見たい方は「6ルート俯瞰早見表」へ。


このゲームのざっくり紹介

記憶喪失の主人公が、元素の力を宿した志献官(しけんかん)と称されるメンズと一緒に化学の力で世界を救いつつ、お気に入りの志献官2人をくっつけてニコニコするゲームです。
前半の共通ルートの行動結果を踏まえて、後半の特選志献官ルート(いわゆるCPルート)に分岐します。

追加コンテンツをすべて購入した場合、志献官10人の中から2人を組み合わせるため分岐は45ルート。エンディングは各ルートに2種類(便宜上、ハッピーED/バッドEDと呼びます)ずつの計90種類+α存在します。
王道からどマイナーまで、すべての組み合わせにストーリーとエンディングが用意されていることが、このゲームで最も推せるポイントです。
素晴らしいです。

以下、思いつくままに良いところ・気になるところを挙げます。
一部は記事内でネタバレありで書いておきますのでご参考ください。

良いところ

  • 絵が綺麗

  • ストーリーが良い(ただし重め)

  • すべての組み合わせが網羅されている

  • バトルで志献官が連携してくれる

  • バトルで志献官の庇い愛がある

  • バトルで負傷グラがある

  • 化学の知識を得られる

気になるところ

  • メインストーリー上でプレイヤーのメンタルやモチベに影響する要素が出てくる(⇒【ネタバレ】何か地雷的な要素はある? 参照)

  • 本編のみではすべての真相に辿り着けない感がある(なんとなく)

  • たまにイベストが前後する(まだ見ていないイベストの話題を他のイベで知る)

  • 敵グラがちょっとグロテスク

  • バトルで分子術のキャンセルができないバグがある

  • 発生条件を満たしていなくてもイベント発生するバグがある

  • ゲームのお値段


【ネタバレ】本編6ルートのストーリー傾向と所感

ストーリーを進めていくと徐々に志献官達の過去と人間関係が見えてきます。
分岐後は2人の間の課題とそれを解決しながら友情(時に愛情)を育んでいく様子が描かれています。

以下に本編4人6ルートについて、ストーリー傾向と簡単な解説をまとめています。事前情報を得たい方はご参考ください。
プレイヤーそれぞれで感じ方が異なる部分ですので、その点をご了承いただけますと幸いです。
なおどのルートに入っても、メインストーリーの展開に大きな差はありません。

6ルート俯瞰早見表

結合男子ストーリー傾向早見表 @5m3s_lab/@gmdrmsdr

朔・栄都

  • THE・少年漫画(の仲間)

  • メイン2人の組み合わせであり、王道的なストーリーです。アニメ化するならこのルートなんだろうなって感じ。

  • 恋愛を伺わせる描写はありませんが、ハッピーEDは見る人が見るとおや…?と感じるかもしれません。

  • ここを友情関係と見るか恋愛関係と見るかによって、他のルートの位置づけが変わるかなと思うので基準的な意味で真ん中に置きました。

朔・六花

  • 清い。愛情もLOVEというより敬愛とかそんな言葉が似合います。

  • 恋愛要素は薄めだな~と安心して見ていられましたが、最後の方でにっこりできるシーンもあります。

  • バッドEDも綺麗に締められていて個人的には好きなED。

朔・四季

  • 栄都が仲間なら、四季は敵対関係で登場しそうな感じ。お互いを合わねえな~と思っていそうな関係性です(別に敵対はしていません)

  • ゲーム面では結合率が最も上がりにくく、四季が編成できるようになったら積極的に結合率を上げないとルートに入りにくい組み合わせです。

  • 途中で朔が四季の言動を勘違いする描写がありますが、そこから広がることはないです。

  • 疎遠な2人が何かのきっかけで歩み寄る展開が好きな人(わたしとか)にはおすすめです。

栄都・六花

  • ほのぼのエピソードがちょこちょこ出てきます。

  • あからさまな描写はありませんがないがまあまあイチャイチャしています(現実世界でも酸素と炭素は結びつきやすいので納得)

  • この辺から妄想がしやすくなる苦手な方は苦手かもなというレベルですので、展開を見ながら判断するのがよいかと思います。

栄都・四季

  • 年下わんこがガンガン押しまくるストーリー(好きです)

  • わたしは二番目にここをクリアし、最初にクリアした六花・四季ルートと比較して「ここは友情だ^^」と思ったのですが、6ルート全体を見渡すと相対的にここも愛情寄りだなと思ったので右寄りに。

  • カラッとしていますが避けたい方はご注意ください。

  • 組み合わせ的には見ていて楽しい2人です。ボケとツッコミです。

六花・四季

  • 純愛。ストーリーが良いです。泣けます。

  • 明らかに好意を抱いている描写があります。またストーリー上三角関係が出てきますので、腐でない方には正直おすすめしません。

  • バッドEDがつらいので覚悟を。

  • 余談:初見プレイでこのルートに入りました。入りましたが…(続きはお察しください)


よくありそうな質問

ルート傾向以外で気になる方が多そうな点について、以下に質問形式でまとめておきます。

1周何時間くらい?

初回プレイをフルボイスでじっくり進めた場合、1つの章で2時間くらいかかるものもあります。
初回10時間程度、2周目からは既読スキップ使用で3時間程度です。

主人公はどんな子?

没個性型です。記憶喪失です。デフォルトネームが用意されています。
選択肢ではセリフが出てきますが基本は喋りません。
志献官達と積極的に絡むシーンもなく、あくまでも見守る立場です。
この点についてはプレイヤー間で好みが分かれるところで、主人公がアクティブに活動するのが好きな方にはこのゲームはあまりおすすめできません。

これは乙女ゲー?夢女でも楽しめる?

乙女ゲー要素(主人公と志献官の恋愛要素)がないため、正直夢プレイには向きません。
1日1回の「巡回」で推しと1対1の会話ができることはありますが、どんなに推しを追ってもこのゲームで推しと結ばれることはありません。

それでも僅かな可能性に掛けたい方は、
朔・四季ルートのハッピーエンドがおすすめです。

これはBLゲー?腐が苦手なんだけど?

BLゲーでもありません。志献官達の想いは様々ですがLOVEがメインというわけでもなく、確かに友情ゲーだなと思います(妄想が捗ることも否定はしません)
腐要素薄めのルートも存在しますので、傾向まとめなどご参考いただければと思います。

化学が苦手なんだけど?

バトルモードで使用する技(分子術)に化学用語が出てきますが、化学の知識がなくても何か呪文言ってるなくらいの感覚でプレイ可能です。
勿論知識があれば面白くプレイできますし、誰のターンが速い=元素が溜まりやすいからこの分子術を積極的に使っていこうとか戦略が立てられて有利です。

【ネタバレ】何か地雷的な要素はある?

メインストーリー上、特選志献官の片方が必ず消滅(死亡)するシーンが存在します。
推しが突然いなくなる可能性がありますのでご注意ください。初見プレイではかなり心を抉られます。ただし終盤で生き返ります。

【ネタバレ】バッドEDはある?

各ルートのバッドEDに加え、メインストーリーの前半およびどの特選志献官ルートにも入れなかった場合に世界崩壊エンド(ゲームオーバー)が存在します。

値段が高いんだけど?

追加コンテンツすべて購入した場合の金額が大きいので、気になるルートのみプレイしたいなどある程度選考したい方には割高になる可能性もあります。
45ルート網羅されていることを考えると雑食腐にはお得です。

追加ルートの傾向一覧がないんだけど?

一本ずつ購入→プレイ→まとめていく予定です。
気長にお待ちいただけますと幸いです!


質問・要望などありましたら

  • こんな観点でまとめてほしい!

  • もう少し詳細が知りたい!

などございましたら、X等でお気軽にお声掛けください!

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