アメリカ旅行記 III ~行くぞ!サンタアニタ~
アメリカに無事到着、最大の目的であるサンタアニタパーク競馬場へ。
このnoteではサンタアニタパーク競馬場へ行くための準備から到着までを書いていこうと思います。
競馬場については旅行記 IVで書いています▼
一. チケット購入まで
当日スムーズに入れるように事前にチケットを購入しました。サンタアニタパーク競馬場の公式ホームページから購入できます。
入場券は、立ち見観戦(入場券のみ)、指定席(スマートシートのようなもの)、ボックス席等いくつか種類がありますが、私は写真を撮るため席は必要ないと思い、入場券のみを購入しました。
ここでまた直面したのがクレジットカード問題。
以前書いたように、私はアメリカにJCBカードしか連れてきておらず、よりにもよってサンタアニタパーク競馬場のチケットの決済はJCBのカードは使えなかったためかなり焦りました。
そこで役立ったのがLINEペイ!
バーチャルカード(VISAプリペイドカード)を発行できるので、口座からチャージをし、クレジットカードの要領で使うことが出来ました。
このシステムに何度救われたことやら...。
カードを忘れたらLINEペイに頼るのがオススメです。あとはそもそもVISAのカードを持っていない方、LINEペイがオススメです。
特に何も難しいことはなく、普通にチケットを購入するのみ。
ちなみに私は滞在期間中2度サンタアニタパーク競馬場に行きましたが、2回目はチケットは購入せず受付で入場料を支払い、入場しました。
レース終盤になってくると入場料が半額になります。
二. いざサンタアニタへ!
チケットも無事購入し、入場する準備が整ったのであとはもう現地に行くだけです。
サンタアニタパーク競馬場はアクセスが比較的容易であると紹介されがちですが、当たり前に日本の競馬場とは比べ物にならないと思った方が良いと思います。
ロサンゼルスの主要駅から40分!はよく聞きますが、あくまでもそれは競馬場の最寄り駅までの距離であり、最寄り駅から競馬場まで歩いたら20~30分かかるので、実際には1時間以上普通にかかります。
それから、公共交通機関の治安の悪さは気にとめて置かなければなりません。
いくつかの路線があるのは日本と同じですが(千代田線、丸ノ内線、南北線、みたいな感じ)、路線により治安が大幅に変わる印象です。
個人的には海外相応の怖さはありましたが、身の危険を感じるほどではありませんでした。
ただ、だいぶ気を張っていないといけなかったのでその疲れはあったように感じます。
あとはバスや地下鉄の料金システムが最後まで理解できませんでした。一つだけ言えることは、物価などを考えると交通費は日本と比べてかなり安いです。
ここでは、1回目の訪問である空港近くのホテルから競馬場へのルートについて書いていきます。
車で行けば40分〜1時間ほどの距離です。
お金があればUberで行くのが一番楽だと思いますが、私はドケチなので公共交通機関で行けば1000円もかからない場所に行くのに片道1万以上も使えるか!と思って学生の貧乏一人旅らしく公共交通機関をつかいました。
ロサンゼルス空港周辺は鉄道のアクセスは悪く、まずはバスに乗り、駅をめざします。🚌💨
乗り換えの有無や回数などは特に気にしていなかったので、調べて一番最初に出てきたルートで出発。バス、電車、バスと乗り継いで行きます。
ちなみに4回乗り換えをするルートを選びましたが、1~2回で行けるルートも普通にあります。
電車の時間やメンテナンス情報を加味して考えた時、最も早く到着するルートを選びましたが、もっと楽なルートや、時間のかからないルートが存在します。(あと現地の公共交通機関を体験したかったから選んだってのもあるな)
そういえば当たり前ですが日本と違い車が左側通行では無いので、バスに乗る時に一瞬戸惑いました。
Century/International より乗車....したかったのですが...
次のバス停から乗りました。
そういえばバスに乗るために信号(押しボタン式)を渡ったのですが、私たった1人が道路を横断するために8車線くらいの大きな通りで一斉に車が止まったのはめちゃくちゃ気持ちよかったな。
初めに乗ったバスがまぁ揺れる!!!
ジェットコースターが上に登る最中のガタガタガタガタくらいは揺れる!
これも当たり前ですが、降りたい時にはボタンを押さなければバスは止まってくれません。
知らない街、聞き取れない言葉とハードルがかなり高いので、ボタンを押すために(大体の到着時間は調べればわかる)目的地に到着する10分前程度から、Googleマップと照らし合わせながら降りる場所を確認しました。
とりあえず今回乗った場所から目的のバス停まではずっと一直線の道なりで、しかも5分程度だったので最悪多少降りる場所を間違えても歩けないことはなかったのですが、Googleマップ先生のおかげで予定通りたどり着けました。てかこの距離なら歩けばよかったな。無事 Aviation/LAX Station に到着。
バス停の目の前が駅なので迷うこともありません。
そのまま Aviation/LAX へ。
メトロCラインに乗ります。メトロとかいう癖に地下鉄じゃないんかい。と思いながらエスカレーターを登っていく。
乗る電車がよく分からないのでご婦人に、Habor Fwy Station行きたいんだけどこの電車であってる?って聞いたら、この次の次に来るやつよ!と言われたのに、次に来た電車に乗ろうとしたら、だから違うって!これは行き先が違うのよ!と止められ、笑われました。
電車を待ってる間、くしゃみをしたらご婦人にBless Youといわれて凄くアメリカを感じました。
暖かな風を感じながら、大井ではそろそろ攻め馬2頭目が終わる頃か〜なんて呑気なことを考えていると、大声で騒ぎながらエスカレーターを逆走し始めた人がいて非常に怖かったです。
無事電車に乗れました。
地上を走っているということもあり、雰囲気は明るく特に怖い思いはしませんでしたが、隣にはホームレスの方、背後に爆音で音楽を流している方がいたので振り向くことは出来ませんでした。
1mmの油断も許さない街。
ものの数分で Habor Fwy Station に到着しました。
ここからメトロJラインに乗り換えるため、 Harbor Transitway に行きます。2つの駅は名前こそ違いますが日本で言う日比谷駅と有楽町駅のような、大手町駅と東京駅のような、そんな感じで、いや、それ以上に近いので直ぐに乗り換えられます。
エスカレーターが壊れていたり、割れた瓶が落ちていたりとお世辞にも治安が良さそうとは言えない駅でした。
本当にここ?と疑いながらメトロJライン乗り場の案内表示に従って進んでいくと、たしかにそこにはJラインの乗り場がありましたが...。いやバスなんかいっ! メトロと言いつつ今度はバスが出てきたので流石にびっくりしました。言葉に惑わされちゃいけない。
30分ほどバスに揺られ、1st/Hill へ。
途中の駅?バス停?は、路面電車のような駅らしい駅もあれば、これは駅と言うよりもバス停だな...というものもありました。
(徒歩で近づかなければ平気ですが)スキッド・ロウの近くを通るのは小心者の私には不安もありましたが....
1st/Hillで降りると、そこにはLakersの服を着た人がいたり、バスの行き先が「Go! Lakers!」だったり、見たかったアメリカの風景が見られた興奮で怖さを忘れていました!⛹️♂️
場所柄もあるとは思いますが、ここまでスポーツが身近な国は素敵だな。
ちなみに、駅の名前の通り坂道で下ろされます。
ここからはバスの旅!(Jラインもバスだけど)
たくさんのバスが来るので、番号に注意して乗車します。ここまで来ると、みんなかなり親切で聞けば教えてくれる!ということを学び、恐怖心はだいぶ薄れました。
まずは78番のバスにのり、特に何も無くほぼほぼ道なりに進んで行き、段々と田舎の方へ。
30分ほどで着く、Huntington / Poplar で乗り換えます。ここではバスの番号が変わるだけ。
最も簡単な乗り換えでした。
次は179番に乗ります。
約30分ほどバスに揺られ、The Shops At Santa Anita へ。
もうここまで来れば競馬場は目の前!隣に位置するショッピングモールへ到着しました。
馬の像がいくつかあり、競馬ファンなら、このショッピングモールに来ただけでもきっとワクワクするに違いないと思います!✨️
ここで、私は軽食としてタピオカを飲みました🧋
アメリカではタピオカブームなのか、なんだか頻繁にタピオカ屋さんをみて、少し前の日本を思い出しました。
喉も腹も満たせるので非常にコスパがいい。
本当はラーメンを食べたかったのですが、混んでいたので断念。🥲
ショッピングモールはかなり広く、食事やお買い物も楽しめるので早めに来たり、レース後に立ち寄ったりしても良いかもしれません。
ショッピングモールから15分ほど歩いたところに、競馬場があります。
既に見えるのできっと迷うことはないんじゃないかな。念の為Googleマップの指示に従いました。
合計すると、かなり時間はかかりましたが...
無事到着!達成感凄い。
ちなみに、2回目の訪問では3日目以降に宿泊したホテル最寄り駅のHistorical Broadway Station からメトロAラインに乗り、Arcadia Station へ、そこから先程でてきた179番バスに乗り競馬場へ行きました。
Historical Broadway Stationは、これまた先程出てきた 1st/Hill の近く。同じように78.179番バスで行くことも出来ましたがせっかくなのでメトロAラインで行ってみることにしました。
本当に説明がこれ以上でもこれ以下でも無いのでおまけ程度に▼
三.いざサンタアニタへ!② (おまけ)
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