マガジンのカバー画像

DIYレシピ

22
あまり役には立たないかもしれませんが、簡単に楽しめるDIYのレシピをまとめています。どうぞ御覧ください。
運営しているクリエイター

記事一覧

「ポケットホールジグ」で作るブックシェルフ 

人気のDIYコンテンツからDIYを再考する  ブックシェルフ(本棚)のDIYは、収納やインテリアの重要性から大変人気のあるDIYである。今回、我が家でも必要に駆られ久しぶりにDIYすることになった。デザインはこれまで何度か作ってきた合板を組み合わせたシンプルなものである。このような収納棚を作るにあたって、構造的にも重要になるのが「棚板」の固定。しっかりとかつ簡単に作るには「金具」などを受けとして使うのが一般的だと思う。もしくは、もっと簡単に作るなら外側から棚に向かって「ビス

個人的課題解決型DIY 「コーヒーミルスタンド」をつくる

 「ずぼら」「ぐうたら」「ものぐさ」「無精者」「横着者」など面倒くさがりでだらしない人間に対する言葉がいくつもできたのは、それを問題視していた人が多かったからなのでしょうか。かくいう僕もだいぶ面倒くさがりです。この「面倒くさい」という性格は中々治らないもので治さなければと思っても、まぁいいやとズルズルと放置していると生活のそこらかしこに弊害が及んでいたります。  目下そのような面倒くさがりな性格が発揮される時が、毎朝のコーヒータイム。安い豆でもわざわざ挽くだけでとなんとなく

「壁掛けプランター」をDIY

 センスの良いお部屋やお店なんかに行くと、自宅でもこんな空間がつくれないかなと、ネットや雑誌などを参考しお部屋づくりに勤しむ方も多いかと思います。ただ、インテリアの業界の端くれにいる者として一つ言えるのが、お部屋をオシャレにしたいなら、つべこべ言わず整理整頓して「植物」を飾ればなんとかなるということ。昨今様々なインテリアのスタイルが流行っていますが、「植物」を飾ればどんなスタイルも凌駕しオシャレな空間に仕立ててくれます。なにもない空間でさえ「植物」があればオシャレが成立するほ

つくって、つかって、楽しめる「Gel Plate」をDIY

 小さな頃ホームセンターの看板に「日曜大工」という言葉をよく見かけたものです。今は代わって「DIY」という言葉が主流となったことで自作する範囲やカテゴリーが格段に広がりました。「日曜大工」だった時代は大工というだけあって、お父さんが犬小屋とか縁台とかいった「木材」をメインに自作したもの多かったのかなと思います。しかし、「DIY」は性別や材料などにとらわれない自由な発想で様々なものを作る楽しみを我々に与えてくれました。  とはいえ、どうしても加工性のよい「木材」に甘んじてDIY

個人的課題解決型DIY「ゴミ袋ストッカー」と「アイラップ」へのオマージュ

 「不満」や「不便」などはそこまで気にせず放置して置けばなんとなく身体に馴染んでしばし忘れることができます。が、実質それらは解決はされていないので再び脈絡もなく訪れてきます。僕にとって「45Lのゴミ袋をうまく一枚引き抜けない」問題はまさしくそうで、何とかしようと思いつつ放置してきた課題の一つです。そこで今回もこの至極個人的な課題をDIYで解決します。(前回の個人的課題解決型DIY)  いつも買ってくる45Lのゴミ袋は体裁よく整えられ、つまみ出すことのできる袋にまとまって入っ

見方を変えればあれもこれも材料。「トルティーヤプレス機」をDIY。

 一度上がったものはそう簡単には下がらない。「血圧」しかり「価格」しかり。コロナの影響から木材価格が高騰した「ウッドショック」が起こってから早数年。価格は高止まりでベニヤ板の価格も依然としてコロナ前の倍ほどの価格。DIYの材料選びも慎重にならざるを得ない状況が続いています。 そのような中、今回のネタもご多分に漏れず木材を使うわけなのですが、まずはちょっと趣向を変えてホームセンターの木材コーナー以外でコスパの良いものがないか探してみました。  今回DIYするのは大好物のタコス

個人的課題解決型DIY 「ネギスタンド」をつくる

 他人にとってはくだらないことでも、当人とっては結構な悩みだったりすることがあります。多くの人が抱える「不満」や「悩み」は、どこかの誰かが作ってくれた「製品」や「サービス」を通してある程度解決してくれています。しかし、マイナーかつ個人的な悩みについては解決してくれる手立てを見つけるのは簡単ではありません。そんな時DIYは「個人的な課題」を解決するのに役立ちます。  今回は僕の個人的課題、日々不便に感じている「ネギの置き場」問題。こちらを解決するDIYになります。ネギは我が家

タンスの肥やしで「ノート」をDIY

 使わないのに捨てられず、持て余している「タンスの肥やし」。各人、その肥やしは様々でしょう。無論、肥やしなんてないと言うミニマリストの方々がもいるかも知れません。僕もミニマリストのようにできるだけモノは持ちたくないと願っているのですが、共同生活をしているとなるとそう簡単にはいきません。共同生活しているミニマリストもいると思います。その多くは共有意識が高いのでこのような問題は起らないでしょう。しかし、我が家には理解不能なレベルで「紙袋」を必要以上に溜め込む「妻」がいるので。

捨てる前にDIY

時節柄、「大掃除」を気にするときがやってきました。クリスマスが終わればお正月の前に「大掃除」。最近は「断捨離」とか「ミニマリスト」とかで、年末問わず大掃除をするような風潮があります。モノを持たないと思考もスッキリするのだとか。 僕はあまり買い物をしないですし、「靴」や「洋服」も最小限で元々モノを持たない人間です。ですが、いつも「モヤモヤ」とスッキリしないのは断捨離が足りないのでしょうか。 捨てるのは以外に簡単ですし、捨てられた後は大抵は燃やされるだけです。どうせならもう一

「ちょい足し」なDIY

劇的に変わるわけではなく、本質を活かしながらも自分好みにアレンジできる「ちょい足し」。この言葉のほとんどは料理の世界で使われているようですが、暮しの中にも「ちょい足し」はいろいろと存在します。例えば100円ショップのキッチングッズなんかは、大げさではないぐらいの快適さを「ちょい足し」してくれます。カーアクセサリー然り、デスク周りのグッズ然りと世の中は以外にも「ちょい足し」が溢れています。 料理はスパイスや素材などで「ちょい足し」アレンジの自由度が高いのですが、先程の100円

ニッチな材料でプランターボックスをDIY

 ホームセンターで売っているあまり使われなさそうで、一見何に使うのか分からないような材料は創作意欲を掻き立ててくれます。ネタを作る上でもありふれた物ではなく、さらに材料から出来上がりを想起できてしまうような予定調和なDIYを避けるためにもこのような「ニッチな材料」は必要なのです。 そこで今回は使う材料は「三角の棒」と「半円の棒」  いつも行くホームセンターでは常時この手の材料を在庫をしてくれています。しかし、これまで誰かがこの材料の前に立っているのを見たことがありません。

IKEAの大定番を活用したランドリーカートをDIY

 全国的なのでしょうか、数年前から住まいのそばにはコインランドリーが乱立しています。人件費がほとんど掛からないコインランドリーはいま流行りの無人経営ということでメリットも多いので投資する人が増え、従って街中にコインランドリーが溢れているというのも理由の一つでしょう。 流石にこれだけ増えてくると、無料で電源やWi-Fiが使えるコミュニティースペース的なところがあったり、洗いから乾燥まで全自動なんていうスペシャルな機械があたったりと個性や利便性をアピールするお店が増えています。

灯台下暗しならぬ 「屋根の上暗し」なDIY

 当たり前にあって気にもしないものってありますよね。その恩恵に預かっていることにも気づいていなかったりします。見えないところで我々をしっかりと支えてくれるものがこの世には多く存在しています。「屋根の上」にも。今回はそんな普段スポットが当たらないが「秀逸なあるもの」を使ってDIYしていきます。 ダークホースなアイテム その秀逸なあるものとは、ずばり「屋根馬」です。名前を聞いて「はいはい知ってます」って人は少ないかもしれませんが、恐らく見たことがあるかと思います。「屋根馬」とは

「枯れ枝」も立派な木材 再起を図るDIY         

 一見役目を終えたかのように地面に佇む「枯れ枝」。ひとたび皮剥けば立派な「木材」になることを知る人は少ないかもしれません。僕にはそんな枯れ枝がくすぶった中年オジサンのように「俺はまだまだやれるんだよ」と語り掛けてくるような気がします。かくいう僕も中年のオジサンです。枯れてはいますが、まだまだやれるとは思っています。枯れ枝と共に肥やしになるのを待つだけではなく「まだまだやれる」ところを見せつける。今回はそんなDIYです。  今回は「枯れ枝」で作品をいくつか作っていこうと思いま