ネタバレ有!『名探偵コナン100万ドルの五稜星』の感想
本日、『映画名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を観てまいりました〜!
映画の内容にめっちゃ触れますので、まだ見ていない人たちはブラウザバックを
推奨いたします!
ではまいります。
ボリューミーな内容…面白かった!!!
名探偵コナンの映画は好きなものが多いのですが、今回の映画もとても魅力的で大好きになりました!
謎や推理、キャラクター、アクションシーン、物語の流れ、どれをとってもボリューミーで、それでいてテンポよく話が進んでいくので一瞬たりとも目が離せず、コナンくんの世界に夢中になってしまいました。
怪盗キッドと服部平次とコナンたち
*あっしは名探偵コナンの映画を大体観てはいますが、詳細に覚えているわけではないのでここはご容赦ください^¥^
今回はいろんな知っているキャラクターが出てきたように感じます。
怪盗キッドに服部平次、そしてもちろんコナンくん。和葉ちゃんや蘭姉ちゃん。
他にもいろんな知っている、あるいはどこかで見たことあるな〜っていうキャラクターが多く出てきており、その上でそれぞれの人物たちが動くことで物語が進んでいってすごかったです。
魅力あるキャラたちの血の通った掛け合いが面白かったりほっこりしたり、時にずん、と心に響いたり。
リアリティのある登場人物たち
そうそう、いろんなキャラクターたちみんな、生きている印象がありました。リアリティがある、と申しましょうか。
それぞれの性格や立場、信念や思惑などによって行動している感じがありました。いわゆる「作られた感」がないのがいいなと思います。
例えば…
・コナンくんは小さいから、他の大人たちが見ている資料や謎のかかれた紙をどうにかして見ようと動き回ったりするシーン(キャラクターがどんな人物なのかを示す細かい描写が何気なく描写されている!)
・コナンくんが資料や謎の書かれた紙を見たくても見れていないことに気づいて、平次がコナンくんの首根っこを掴んで持ちあげて読めるようにしてくれるシーン(仲良し!)
・最初の怪盗キッドを平次が刀を抜いて追い詰めるシーンで、なぜそんなに迫りくる勢いなのかと思えば、和葉ちゃんとのキス関連の恨みとか。平次らしい感じがします。
(そこらへん過去のお話をあっしは知らないので、また読んでいきたいところです!楽しみ^^)。
・最後のセスナの上で平次と聖(ひじり。セスナに爆弾を積んで函館山展望台に向かっていた)が対峙するシーン。
平次が「死んだお母さんはそれでええんか。医者になる夢はどうするんや」という感じのことを問うと聖が「忘れたさ…」と目を伏せて短く答えるシーン。
聖の過去がそこまで描写されていないのに、その短いやり取りで観ているあっしは聖の生い立ちや人となりをなんとなく察することができた気がします。
*詳しいセリフは覚えてないのでご容赦をっ*
馴染みのあるキャラクターたちはもちろん、あまり知らないキャラや本映画で初めて出たオリキャラ、全員好きになっちゃいました。魅力いっぱいです!
アクションシーンに魅せられる
本作は最初からアクションシーンがカッコよかったです。ほとんどが刀による戦いで、一番最初の、新撰組副長の土方歳三が夜の敵襲を見事返り打ちするシーン。落ち着き払って為すべきことを為す…と渋くてかっこいい。
先にも書いた、怪盗キッドと服部平次が斬り合うシーンもそれぞれの魅力が引き立っていてこれも素敵でした。キッドは衣装と刀がマッチしているようなしていないような感じがこれまたいいと思います^¥^
悪役たちから怪盗キッド、平次、コナンくんが走ったり隠れたり、はたまたバイクに乗って逃走劇を繰り広げるシーンは迫力満点です。いつもは敵対しつつも同じ敵を前に互いにフォローするシーンはなかなか熱いです。
最後の、セスナから落ちてしまい大ピンチな平次を怪盗キッドが間一髪で助けるところなんか…!
コナンくんがロープウェイのロープ部分をスケボーで登っていくところもかなり迫力あっていいです。コナンくんはかっこいいな。
今回はそこまでメインの立ち位置ではないと思いますが、推理するところや果敢に行動するところ、セリフ、いつも色々カッコよくて一番好きなキャラクターです。
蘭ちゃんの粋な優しさ
今回コナンくんと同じように、あまり出番はありませんでしたが、やはり重要な役割を色々担っていたと思います。
平次が、夜中ずっと怪盗キッドを追っていたと説明していたけど、実は和葉ちゃんのために夜通しデートスポットを回っていたことをずばり言い当てたり、二人がうまくいくように平次を後押ししたり。
最後、平次が意識を失った聖を抱えてパラシュートで降りて和葉ちゃんと無事再開できたところにちょうど聖が目を覚ましたのに気づいて、蘭ちゃんがすかさず(おそらく手刀で^^)気絶させて離れたところに一緒に連れていき、平次と和葉ちゃんが二人きりになるように気を回すなどしていましたね。
蘭ちゃんの普段とはまた違う、粋な優しさに触れられる映画でもあったなと思います。
キッドの激情
作中、怪盗キッド登場回では毎度お馴染みの中森警部が、敵に撃たれ重体に陥る場面がありました。キッドは敵を攻撃し退散させますが、その時の彼の怒りとやるせなさが伝わってきました。のちに中森警部が目を覚まし警部の娘でありキッドの彼女(違ったらごめんなさい!)が急いで立ち去るまで、キッドは警備員に扮して彼らを見守っていました。キッドは鮮やかなマジックや、かっこいいちょっとキザな振る舞いが魅力的であります。
一方で、キッドこと黒羽快斗の、大事な者たちに対して、心が揺れ動くシーンやその中で自分ができることをして、最後静かに去っていく優しい感じがこころに響きました。
中森警部、よかった意識が戻って!^^全快したらきっと、また怪盗キッドを追っていくんでしょう。
コナンと怪盗キッドの関係
なんとなんと、コナンくんと怪盗キッドの関係が今回明かされましたね。
最初怪盗キッドと対峙した平次がキッドの顔を見て「(あいつ)工藤新一にそっくりや」と驚きます。
そのように問われたコナンは偶然だと流し、平次はそこで深く追求することなく終わりますが、最後の最後にコナンくんの両親こと工藤優作と工藤有希子の会話の中で優作には小さい頃に別れた双子の兄がいると判明。そして、優作の元に一件のメールが。差出人はT.K。
また同時に、本作に登場していた川添が変装を解き、なんと現怪盗キッド黒羽快斗の父親、黒羽盗一の姿が。
つまり、コナンくんとキッドは従兄弟同士なんですね。
関係がありそうで、でも明かされなかった情報が判明してとても驚きました^^
コナンくんたちは知って…いるんでしょうか?平次に問われた時のコナンくんは知らなそうな感じだと思いましたが…いやもしかしたら知っている??う〜どっちだ。もう一回観たい!::
最後に
アガサ博士と少年探偵団の地味にすごい活躍とか、怪盗キッドの変装をコナンくんと平次が一瞬で見破ってジト目で見ているところが面白かったとか、クスッと笑える小ネタが作中に散りばめられていたりと、語りたいことはまだまだありますがこの辺にしておきます^^。
ちょっと前までこの映画を観に行こうとは考えておらず、原作であるマンガ単行本もメルカリでそろそろ売ってしまおうかと考えていました。
でも今回の映画を観た今は、もう一度、一巻から読もうかなと考えるようになりました!
一個前の記事で、「最近映画やアニメ、漫画にハマらなくなってきた」とこぼしていましたが、手のひらくるくる返しで今あっしの中では『名探偵コナン』が熱くなってきておりやす^¥^
怪盗キッドの原作も読んでみたくなりましたよ。今日映画から帰る途中でbookoffによったのですが「まじっく快斗」はほとんど置いておらず!みんな私と同じように映画を見た後買ってしまいましたか?笑
なにはともあれ、今回の映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』本当に面白かったです!!
またもう一度観にいきたい!!!
今回も読んでくださりありがとうございやした!
またよかったらお越しくださいな^^
ゆも
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