見出し画像

新入社員のメンターを務めた思い出と、自分のためにもなったという話。

こんにちは。
Livesense Letter」、隔週担当のあずまです。

今回は、去年経験させて頂いた自身のメンター経験に関して、投稿してみたいと思います。
(気づきは交えつつも、半分は思い出みたいなものなので、温かい目で読んで頂けると嬉しいです。)


弊社は、「面倒見の良い会社」だと思う。

突然ですが、リブセンスはフィードバック・コミュニケーションに関して、時間をかけて、丁寧に実施する会社だと思っています。

自分の場合でいうと、上長との1on1は毎週(少なくとも隔週)行って頂くことが多かったなと思いますし、また、直接の上長じゃない他部署・多職種の方とのクロス1on1もお願いしています。

中でも、新入社員のオンボーディングに関しては特に手厚い印象があり、配属後一ヶ月間程度は毎日30分、メンターなどとの1on1が実施されることが多い気がします。

また、日報を社内Wikiシステム上に作成する文化がありますが、1on1の時間に加えて日報上でも、コメントの形でフィードバック・コミュニケーションを取ることが多い、と思っています。

自分も、新卒配属当初、メンターやメンター以外の方々から、日報上にアドバイスやちょっとしたコメントをたくさん頂いていました。

自分が新卒入社してもう丸3年ちょい経ちますが、その他色んなこと含めて、総じて「面倒見のいい会社」なんだろうな、と感じています。


実は今日からこんな企画が始まっているのですが、この記事内でも、そういった雰囲気が垣間見れるかと思います。


新卒3年目の頃、「面倒を見る」側に。

そんな企業で働く自分ですが、新卒3年目だった昨年、当時の新卒1年目社員(現2年目社員)の、事業部内メンターを務めさせて頂くことになりました。
こうやって、「面倒を見てもらう」側から「面倒を見る」側に、少しずつ変わっていくんだなあと、その時感じました。

教育・マネジメントのような経験は余りしたことがなかったので、当時の上長や、クロス1on1のメンターにアドバイスを頂きながら、務めました。
(実はクロス1on1のメンターが、事業部配属前に2ヶ月程、基礎スキルトレーニングを実施していたりします。)


メンターをやることは、自分の成長機会にもなる。

事業部内メンターとして、自分が一年目の頃に行って頂いていたように、自分も毎日1on1を実施し、日報を読んでコメントを付ける、ということを行っていました。(1on1の頻度は徐々に少なくしていきました。)

使った時間が、少しでもメンティーの役になっていれば嬉しいなあと思います。一方で視点を変えて振り返った際に、メンティーが鏡となって、実はメンターである自分の成長に繋がる部分もかなり多かったのでは?とも感じます。

そこで今回は、日報での実際のやり取りも引用しつつ、自身の成長の観点で、メンターとして新卒社員と関わることができて良かったなと思うことを記載してみたいと思います。
(なお、経験できたマネジメント的業務の難しさや気付きなどは、視野の広がりという点で極めて重要だろうなと思いつつも、うまく纏めきれなかったのと、そもそも偉そうに語れないなとも思うので(笑)、今回は省略しております。)

会社の雰囲気も含めて、なにか伝わるところがあれば嬉しいです。
※日報の画像に関しては、一部内容を伏せています。



①: 「学び」を言語化する機会が得られる

今この記事を読まれていらっしゃる方は、日々の振り返りを十分にできていますか? 恥ずかしながら自分の場合、2年目終わりくらいから、比較的おろそかになりがちでした。

そんな中メンターとして、毎日「他人に分かる形で自分の考えを出力する強制的な機会」を得ることは、振り返りが疎かになっていた時期に得た経験も含めて、学びを自分なりに言語化し、整理することに繋がりました。

また、一人で言語化・整理するよりも、「誰かに伝えなきゃいけない」という明確な目標・プレッシャーが有るので、モチベーションとしても高い状態を維持することができました。画像1



②: 自分の「改めるべき点」に気付く機会が得られる

少しでも、誰かに何かを教えたことのある方であればご経験があるかと思いますが、フィードバックやコミュニケーションを取る中で、「そういえばこのあたり、自分もイマイチできてないかも/分かってないかも」という部分に改めて気付かされる機会も、多々ありました。

言いながら「うお、盛大なブーメランだー」と思ったり、「最近この観点大事にできてないな」と思い出したり。

新卒1年目の方の振り返りだからこそ、観点はすごく基本的で、でも土台になるようなとても重要なことが多く、見直す価値の大きいものも多かったです。

※メンターのはずの自分が、ツッコミを頂いてる図(笑)
画像3



③: 自分の「成長」を再確認する機会が得られる

日々の業務を通じた細かな成長の積み重ねは、意識的に振り返らないと、案外実感を持って感じることが難しいように思います。

その意味で、新入社員の方のつまりポイントや疑問ポイントなどを知ることで、「過去の自分」と「今の自分」を擬似的に比較する機会が得られ、何が出来るようになったのか、何が知識として身についたのか、改めて実感を持つことができた気がします。

とはいえ、同様の効果は、自分が過去に書いた日報を確認すれば得られる気もするので、前述の2つと比べると比較的小さなポイントかも知れません。

※広告関連の指標、確かに感覚掴むまで戸惑ったなあ、と思い出しながらコメントしている図画像4



+α: 人の成長を間近で見られる

「自分の成長」という観点からはずれてしまいますが、結局、何よりこれ感はあるので、記載しました。(笑)
相対的に得意ではなこと/ご本人が苦手だと思っていること、などが出来るようになっていくのを、ご本人の頑張り含めて間近で見ていられるのは、純粋に楽しかったし、嬉しかったです。画像4



メンターは、チャンスがあればやることをおすすめ。

細かなこと含めて、ここに書ききれてないこともたくさん有るのですが、総じて、メンターを務めた経験は、自分にとってもとてもプラスだったなと思っています。メンティーを鏡として、基礎を見直す機会となり、一緒に成長することが出来たと思います。

また、マネージャーとしての役割を与えられているわけではなく、あくまでプレイヤーとしてのキャリアに主軸を残したまま人の成長に関われる機会である、という点も、個人的には有り難かったなと思います。

新卒2年目になった彼は、現在色々なPJをリードしたり、事業KPIの可視化の仕組みを作成・改善したりなど、多様な面で活躍をしていらっしゃるようです。自分も負けないように、引き続き成長を続けて行かねばなと思います。

最後になりますが、メンター業務を任せて下さった当時の上長に、この場を借りてお礼申し上げます。そして何より、つたないメンターの言うことに耳を傾け続けてくれたメンティーには感謝です。日報の画像も快く提供してくれて有難うございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?