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mottainai+kawaiiものづくり

裂織(さきおり)という、日本人のもったいない精神が生んだ元祖アップサイクルがある。

古布を裂いて繋ぎ合わせたもので、かつて農閑期の女性の手仕事でもありました。

以前、道の駅にある民芸品コーナーで、裂織の草履や、背負子の肩紐として使われたりしているのを見たことはあったのですが、それはやはり民芸品の域を出ず、いかに和物好きの私でもファッションアイテムとして琴線に触れるものでなかったのが正直なところです…😓💦

それが2019年も終わりに差し掛かる頃…とある織物工場さんとの出会いにより一変したのであります。

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桐生織物共同組合の会員でもある㈲トシテックスさんによる、その名もkimono stole。

ファンシーな色合いのウールにさりげなく(でもしっかり主張しつつ)織り込まれた色とりどりの裂織…!!

着物に合わせても100%カワイイし、和物和物してないので洋服にも合わせやすい。コレはもう、出会った瞬間にときめきMAXです😍

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2020年を機に事業転換して、がまぐち以外の物作りにも着手していきたいと思っていた矢先の出会いだったので、その場でソク交渉!!五月堂でもコラボ商品として制作に携わらせてもらうことを快諾頂きました!!

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主となるウールの色を選び、裂織に使うハギレはもちろん五月堂仕入れのストックより厳選…!!

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銘仙やお召、ウールなどは裂織にすると硬めの触感になる為、肌当たりを考えて柔かものや襦袢のハギレを中心にセレクト。

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ハギレを裂織として使用する性格上、まったく同じものは2つとできない為、ひとつひとつ微妙に違う一点物となります。

仕上がりを今か今かと待ちわびる年末年始。ウキウキしながら待つこの感じも、自分1人だけで作るがまぐち制作とはひと味違ってそれもまたイイ😌

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年明けイッパツめの即売イベント【ラブ昭和展】にて初回生産分を販売予定です!!

完成品をご紹介するのが楽しみ🔥🔥🔥



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