運気は流れるどこまでも
辰はのびのび派・戌はきっちり派
前回のつづきです。
のびのび派?きっちり派?
あなたはどっち派?
便宜上「金剋木」としましたが、それだけに限りません。
お気づきの方もいらっしゃったはず。この話、実はその前の「辰と戌」の話から繋がっていました。
例えばこれ。
春の「辰」は、しっとりうるうる、のびのび派
秋の「戌」は、からっとさっぱり、きっちり派
そんなふうに分類して覚えるのもアリですね。
つなげるとおもしろい陰陽五行
陰陽五行の話をするとき「木・火・土・金・水」と、最低限ざっくりそれぞれの特徴を捉えたら、こんどは繋げてそれぞれの関係をみていきます。これだいじ。ここを最初にがんばっておくだけで、あとが全然違います。これが脳内ですらすらできるようになると、見えてくる世界がぐーーーんと広がって、いろんなものがおもしろくなります。これはほんと。
いにしえの大先生&隠者コース
例えば、金剋木で相剋関係のカップリングについて。「金と木」ふたつだけでは相剋関係のままですが、ふたつのあいだに「水」が入ると、「金→水→木」という相生関係の流れができます。
3つ繋がってると、安定しているし、無理がない流れです。
このパターン、左半分に寄ってるフォーメーションです。自然と陰の気が強くなるので、静かに内向的だったり、伝統や文化を重んじるとか、精神性を追求するとか、人間としての高みを目指すとか、そういう性質が強化されそうです。
こういう組み合わせを元からもってる人たちは「まだまだ勉強が足りません」とおっしゃって、いつまでもいつまでも(一生?)「お勉強中」となるパターンです。お商売向きではないコンボなので、無理にお商売をしようとすると苦しくなっちゃうかも。存分に学びをたのしんでください。
といっても、人はわざわざ相剋関係に惹かれたりするわけです。
このあたりが人の心の面白くも難しいところです。
なぜか相剋に惹かれるんだよね
例えば、大人気なのはこのパターンですね。
お役目バリバリ スーパーマン&ウーマンコース。どどん。
自分は自分。希望通りにやりたいようにやる(木)
×
もちろん人からも好かれて、お金もたくさん欲しいよね(土)
×
もちろん「すごいね」って言われる自分でいたいよね(金)
ってかんじ? すんごい大盛りだ!こうやって書いてるだけで、あまりにも完璧な超人すぎてくたびれそうですけど、このパターンとっても人気ありますよね。おつかれさまです。
それからこちら。占いマニアにはこのパターンもきっと人気があるはず。
この道を極める!一発逆転スペシャリストコース
ひたすら好きなことをやってたら、いつのまにか有名になっちゃった的なパターンです。このケースだと、ニッチな界隈でたとえ有名になっても、それで必ずしもお金が入るわけじゃないので、生業はほかにあったほうがよさそう。会社員しながら、休日はバンドやってるとか、コスプレしてますとか、特殊な趣味のエキスパートだとか、そういうイメージです。
五要素ほかにもいろいろあるよ
いろんな講座で喋っていた内容をぎゅぎゅっとまとめた資料を「五要素ライフサイクル」として販売しています。
ひさしぶりにみたらなんか「おー!こんなこと言ってるよ!」って話がたくさん書いてあって、まさか自分が作ったとは思えなくて新鮮でした。
◯◯星はこういう人
××星はこういう人
みたいなカタログ方式でも最初はおもしろいんですが、それ以上の発展や予測をするのはたいへん難しいです。
そこから一歩も二歩も踏み出して、◯◯星と××星を同時に持ってるとこういうことが起こりやすいし、こういう選択をしやすいよね、的な見方ができると一気にみえるものが増えますし、時期読みするにはその発想が必須です。
ということで、またそういうお話をする機会も作れるといいなーとおもっています。
教科書の丸写しとかただ丸覚えしても全然つかえないです。ソースはわたし。これはきっぱり断言。やっぱり実際のエピソードとか、目の前の人から話聞くのがいちばんです。
ってことで、生きたお話満載の算命学の過去記事は、自サイトに山盛りてんこ盛りに記録してあるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
ジャンルバラバラですが、こちらもぜひどうぞ。
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天地人算命学(旧・妖しい算命学)
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