算命学〜ものすごく基本的な話
お生まれの日の干支は?
まずここからいきましょう。
占いのことを全くご存知なくても「え?星占い?わたしは◎◎座」くらいをご存知の人はとても多いでしょう。
生まれ年なら、年配の人ほどきっと「わたしは◎年生まれ」と、十二支での生まれ歳を意識している方は多いでしょう。
私の祖母(大正3年生まれ。とっくに亡くなりました)は「わたしはゴオウノトラ」ってよく言ってました。小さい頃は「え?」でしたよ。
では、お尋ねします
こんなところをご覧くださっているみなさまに失礼な言い草ですが、みなさまご自分の生年月日はご存知ですよね。西暦でも和暦でも、すらすらとおっしゃることができるでしょう。
では、ご自分の生年月日を干支の並びとしてご存知ですか?
例えば今日(2024年4月25日)を、老舗サイト「こよみのページ」で入力してみるとこんなかんじです。
「えー?なんか三つ並んでるけど。どれを見ればいいの?」と思ったあなたはすばらしい。
「うーん。占いだから、きっと旧暦?」と思った人もいますよね。占術によっては確かに旧暦を使うケースもあります。
とりあえず、きょうは算命学の話なので、いちばん下の「節切」の欄をつかいます。
多くのサイトはネット上の制約があるので横書きになってますが、占いで使うときには縦書きにして、右から左へ「日←月←年」の順に並べるのがルールです。
2024年4月25日
日 月 年
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己 戊 甲
未 辰 辰
ではこちら、すらすらと音読できますか?
記号として見てなんとなくわかるけど、音読しろと言われると「あわわわ」とか「もごもごもごもご」となるのはふつうですふつう。
ネットで「なんとなく」眺めていると、いつまでもそんなかんじ。
でも、そこからステップアップすると、視界がずーっと広く開けてきます。
この並びを眺めながら、おおー。なんだかずいぶん土土しい並びだなー。こんなにいっぱい土が並んでて、どんな人生になるかな?
この日に生まれた子には石門星がいっぱい出てくるな!ちゃんと耕して良い大地になれよー!とか、どこまでも想像が広がります。
え?そうでしょ?みなさんもそうでしょ?
手軽な情報ほど、すぐ消えていく
なーんって。
こういうことを昔は個人レッスンや対面講座で時間をかけてやっていたのですが、もうきっとイマドキはこういうやりかたは流行らないんですよね。
イライラされて「そういうのはいいんで、さっさと役に立つ話をしてください」とか言われそう。そしてすでにこの記事も離脱されていそうです。
でもねー。ここまでお付き合いくださった方にはちょっとだけお話ししますね。ごめんだけど、ここから有料ゾーンです。
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占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!