占いが「当たってない」と言われたとき
あるある。ときどきあります。
命術でもカードでも、自分の見立てをお客様にお話しすると「え?ぜんぜん思い当たることがないです」と言われることはあります。
そこでびびってはいけない。
特に新人のときなど、そこでうろたえたり謝ったりしてしまうかもしれませんが、ちょっと待ってほしい。
まぁ確かに占い師が「力が及ばず申し訳ありません」というケースも世の中にはあるでしょうけれど、そのときは「しょせん占いだからね」と思われておけばいいじゃないか。次回はがんばろー!でいいじゃないか。
そこでびびってはいけない。
そもそも占いは、現実ルールとか合理的な推論とは違ったルートやルーツにヒントや答えを求めているのですがら「そっかー。まだ気がついていない意外な攻略法があったり、見えてない事実があるのかも」とプラスに前向きに捉えたっていいじゃないですか。
でも、お客様によっては表情ひとつ変えずにに「ぜんぜん当たってないんですけど」なーんておっしゃる場合もあるわけです。「まだ経験が浅い人や、真面目な人だと「えっ。えっ…」とそこでうろたえてしまうかもしれません。
そこでびびってはいけない。
新人占い師をみつけると、お試し?味見?に行きたくなるお気持ちはまぁ理解できますし、新人へのご祝儀や励ましはいいものでしょう。しかーしときには、それって脅かし?意地悪?スレスレ(悪い趣味だな!)のようなお格様も世の中にはいらっしゃるわけで、対応が難しい。
そこでびびってはいけない。
ということで「当たってないんですけど」と言われたときって、どういうケースがありそうか、ちょっと考えてみます。
1 占い師のリーディングが的外れ
質問に対する重要なポイントを見落としていたり、占い師自身の解釈が未熟でお客様の需要に応えられていないのかも。
2 占い師の伝え方が不十分でうまく伝わっていない
1とは違ってちゃんと読み解いても、目の前のお客様が理解しやすいような言葉やイメージでお伝えする必要はありますね。
↑ このようなケースは占い師自身が研鑽を積んで、経験値を上げることでだんだん減るでしょう。
3 お客様がまだ知らない事実がある
相談時にはお客様自身もその情報を持ってない、知らなかった。
そのときは占いが外れていると思われても、あとから「やっぱりそうだった!」というご報告をいただくことはあります。
とはいえ、その時点でなにか隠された事実があるようだと気がついても、そのまんまをお客様にはストレートに言わないほうがいいケースもあったりします。
お相手には他に交際相手がいるのでは?とか、その人は言ってることと行動が違うのでは?とか、世の中にはいろいろあるでしょう?
そのあたりの判断とか匙加減には絶対これが正解というのがあるわけじゃなくて、なかなか難しいものです。
4 お客様が望んでいる答えではない
これはもう占い以前の話です。例えば、占った結果がお客様ががっかりする答えだったとします。あくまでも占い結果に忠実に伝えるか?なんとなくお茶を濁すか?結果を捻じ曲げてお客様の喜ぶ答えを言うか?このあたりをどうやって対応するかは、どんな場面か?その場のTPOや、そもそもの占い師の考え方次第でしょう。
基本的にお客様が世の中にあふれるあまたの占い師の中から占い師を選ぶセンスって素晴らしいと思うので、私自身はあまりそういう目にあったことはないのですが、あまりにもご満足いただけないようだったら「ご満足いただけなくて残念です。お代は結構です」と申し上げたことはあります。
5 占いができるお客様による「答え合わせ」
ストレートに「あなたの占いが当たってない」と言われるわけではないですが、これは時々あるあるケース。
ご自分でも占いの知識があったり、ネットでいろいろ調べたりしても、それは断片的な情報でしかないので「なんか当てはまらない」とか「当たってない気がする」と思う人は結構いらっしゃるのではないかと思います。
例えばこれまでにいただいたご依頼の中には「算命学でいろいろ調べてみたけど全然ピンとこない。どうしてこうなるの?」というお話が結構たくさんあります。占い関係の友人知人にも山ほど質問されました。
↑ このようなご質問はほんとにほんとにお宝の山でした。だいたいは「そうですよね。わたしも賛成です。納得いかないですよね!」というお答えになることが多くて、そこをどうやって解釈するかとか、ひたすら調べたり考えて、どうやってお答えするかに日々知恵を絞っておりました。
ということで、いまぱっと思いつくのはこのくらいなんですが、他にもあるかな?
では「5」の実例についてちょっとお話ししてみます。
以下は有料ゾーンです。
わたしが貫索星?ぜんぜん当たってない!
ぱっとおもいついたのはこれです。
わたしがまだ駆け出しの頃、何度も言われたのはこれでした。
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占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!