見出し画像

タイの現状について(2022/5/8版)

以下はコロナ以前のタイしか知らない者の記事となります。自己判断でよろしくお願いいたします。有料設定にしてますが全文無料で閲覧可能です。


—-


聞く所では、コロナ以降のバンコクでは、目に見えて街のホームレスが増加しているようです。


また、聞く所によると、昨今のタイでは世代間での分断が起こっているとのことです。


—-


ワクチン摂取者に対する入国制限緩和や新型コロナ感染状況の改善によって、


外国人観光客が増加するとの期待があるものの、2019年の訪タイ観光客3980万人に対して2021年は43万人と、観光業界が依然として厳しい状況にあることは明白で、


現在は、沢山のホテルや飲食店が閉店せざるを得ない状況ではないかと想像いたします。


—-


コロナ以降、3年連続でソンクラーン(水かけ祭り)が中止されており、これは社会学者の宮台真司さんが言う所の「法外」を取り戻す機能としての「祭り」の消失(「ケ(気)→ケガレ(気枯れ)→ハレ(ハレ)の循環」がない状態)を意味するのだと思います。


—-


タイの公的セクターは2021年に外貨準備を増やす目的で、歴史的スピードで金を買い増しており(70トン)、現在の金の外貨準備は244トン、世界で13位の外貨準備「金」保有高であるなど、危機に先立って十分な外貨準備高(2339億ドル)があると楽観されており


15兆バーツ規模の国内債権・社債市場への投資額のうち10〜20%が、より高い利回りを求めて国外へ移転すると、流動的な危機が訪れ1997年の通貨危機が再来すると悲観されています。


尚、外国人投資家のタイ国内債権市場への参入にあたっては、総投資額制限が設けられており、国内投資資金の流出可能性が懸念されるとのことです。


—-


5月1日からは、入国時のPCR検査無し&ワクチン未摂者の入国(要隔離5日)許可と、入国規制がほぼ撤廃されており、こちらは明るい変化です。

ここから先は

0字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

100円 カフェでコーヒーを1~2杯注文できます。 300円 レストランで夕食をドリンク付きで注文できます。 500円 日本食レストランでとんかつ定食を注文できます。 1000円 ホテルに一泊、宿泊できます。 金額の大小に関係なく、皆様の支援がモチベーションになります。