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ロッテのドラフト予想と愛知県高校生のドラフト候補

ドラフト会議が来週に迫ってきました。
ということで、私のひいき球団である千葉ロッテマリーンズのドラフト予想を書きたいと思います。
また、私は愛知県の高校野球を観戦しており、今年3年生の愛知県高校生のドラフト候補についても言及します。
最後に、来年以降の愛知県高校生のドラフト候補にも触れたいと思います。


ロッテのドラフト予想

まず、今年のロッテのドラフトを考える上で個人的に重要視しているのが下記二点です。

  • ブルペンデーを複数回余儀なくされるほど、先発投手が不足している

  • 外野手を実質4人も戦力外にした

一点目に関しては、石川歩と二木が離脱していたのもありますが、中継ぎの唐川や序盤はリリーフだったカスティーヨを先発に回すなど、苦しいやり繰りがありました。また、戦力外になった選手の中で先発要員が佐藤奨くらいと、余裕のなさが垣間見えます。

二点目は、具体的には福田、菅野、西川、谷川です。谷川は捕手登録ですが、ほぼ外野を守っていたため、「実質は」4人と捉えています。

4人合わせたら、二軍の外野の2人分くらい(4人の外野の守備イニング=試合数×9イニング、というイメージ)いくと考えています。そうなると、二軍の外野が足りません。

ドラフト一位は?

巷の記事を見ると、ロッテのドラフト一位は度会選手と予想している方をお見かけします。しかし、私は度会選手ではないと考えています。

なぜなら、ロッテの一軍の外野はかなり層が厚いためです。
先ほど「二軍の」外野が足りないと書きましたが、一軍に関しては豊富な陣容を誇ります。
規定打席に到達したのは指名打者のポランコ、一塁も守る山口ですが、彼らのほかに、怪我さえなければレギュラーの荻野、今年キャリアハイをマークした岡、レフトしか守れないものの打撃好調の角中と石川慎、成績がパッとしないながらも多くの出場機会を得ている藤原、9月に覚醒して自己最高打率をマークした和田、今年は全休したものの昨年盗塁王に輝いた髙部と、多士済済の顔ぶれです。

その状況下で社会人の外野手を一位で獲得しないのではないかと思います。

ではドラフト一位はと言うと、大学生投手だと考えています。

具体的に誰かまでは分かりませんが、細野ではないと思っています。と言うのは、同じ東洋大出身で左腕の藤岡が微妙な感じになったので、そこは避けると予想しています。

外野手はどうする?

では外野手はどうするのかと言うと、もちろん2位以降で指名することになります。

二軍で使うことを想定すると、高校生がいいかと思いますが、今年は市場に高校生の外野手が多くはいません。武田くらいでしょうか。

そのため、本職は外野ではない選手を指名して、外野にコンバートさせると考えています。

具体的には、獲得できるかは分かりませんが、明瀬、寺地、仲田あたりでしょうか。


愛知県高校生のドラフト候補

プロ志望届を提出したのは5人ですが、指名されるのは東松だけだと推測しています。

東松は最速152キロを誇る左腕で、2年生の頃から主力として活躍しています。しかし、152キロを出したのが練習試合でスカウトは見ていないことと、甲子園の出場経験はないことから、3位くらいになると考えています。

宮國は、ある雑誌ではドラフト候補リストに名前が載っていましたが、育成も含めて指名されないと考えています。と言うのは、最速である149キロをマークしたのが2年の夏以前であり、新チーム以降は144キロくらいしか出ていないためです。特に春以降は先発を他の選手に譲ることが増え、最後の夏は登板することなく終えました。
他の選手に関しても、最速が150キロに満たないため、指名されない可能性が高いと思います。高校野球ファンとしては、指名されることを願っていますが…。


来年以降のドラフト候補

最後に、来年以降のドラフト候補について触れたいと思います。

筆頭は愛工大名電のエース左腕、大泉です。最速は144キロで、秋の愛知県大会では防御率0点台をマークするなど、無双しています。
球速が伸びて140キロ代後半をマークすると、可能性が高まるでしょう。

もう1人は、同じく愛工大名電の伊東です。最速145キロの右投手で、背番号10を付けています。大泉が強すぎて登板機会が少ないですが、こちらも球速が伸びれば可能性があると思います。

投手ではもう1人、豊橋中央の右投手・内山です。182cmと上背があり、最速146キロと、恐らく愛知県で最も速いボールを投げます。背番号10でかつ登板イニングが短いことから、チーム内の序列はそこまで高くないのかもしれませんが、注目したい選手です。

野手では豊川のセンター・モイセエフが筆頭でしょう。秋の愛知県大会、東海大会で本塁打を放つなど、打撃が持ち味の選手で、見ていて頭1つ抜けていると感じます。盗塁を決めたり守備で好プレーを見せるなど、総合力の高い選手です。

同じく外野手の中京大中京・山田も打撃が良い選手です。今年の夏の大会では、決勝で2本塁打を放つなど5割超えの打率を残しました。秋の大会はやや成績を落としただけに、春以降に本塁打を打てるかがカギになりそうです。

また、1年生では最速144キロの中京大中京・宮内、春の大会からレギュラーとして起用されている享栄・仲谷などに注目しています。


今回は以上になります。
ご覧いただきありがとうございました。  

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