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【17w1d】クアトロテスト陽性

お腹の膨らみを、臍の中がよく見えることで実感する今日この頃です。

タイトルにある通り、クアトロテストを受けたところダウン症の確率がカットオフ値より高く、つまり陽性でした。
確率1/35というなかなか痺れる数値です。
しかしパーセンテージになおすと約3%。こうすると低く見えるので不思議なものです。

そもそも何故クアトロテストを受けたかという話ですが、私自身は出生前診断を受けるつもりはありませんでした。中絶にメンタル耐えられないし一生ひきずる確信があったので、受けずにいこうと思っていました。
最初は夫もそれに賛成と言うか、出生前診断とかよくわかっていない様子だったのでこのまま誤魔化してしまえと思っていました。
が、ある日帰宅したかと思うと「受けよう!」と常になく硬い意思を示しました。お友達に私の妊娠のことを話したら出生前診断を強くすすめられたらしいです。余計なことを吹き込みおって、と恨みましたね。夫、出生前診断を安心材料を得るために受けたいと思っているようでした。バカタレー
説得も面倒だなと思ったので、受けてもいいけどどんな結果出ても産むという話をして了承だけもぎ取って、受けました。
結果に重きを置いていないので安価に済むクアトロテストを選びました。世間はNIPTですが、出生前診断を受けたという事実だけが欲しかったのでこれでよいのです。

そんな理由で受けたので、ダウン症の確率が高くても羊水検査などの確定検査はしません。羊水検査の流産リスク、無視できないじゃないでうすか。検査が原因で……ってことになったら悔やんでも悔やみきれません。
診察してもらった先生にも受けた経緯から説明すして羊水検査を受けない旨を伝えると、「男前ですね!」と(恐らく)ほめてもらえました。病院側としても、夫婦で合意が取れているなら羊水検査をそこまで推す理由もないのでこのままでいきましょうと、そういうことになりました。
先生は、羊水検査受けないのならちょっとでも私が安心できるようにと、12週の時に受けた初期スクリーニングの数値からはダウン症の兆候は見られないことを改めて教えてくれました。

とは言え、確率が高いのには変わりないので帰宅した夫ともダウン症の子供を育てていくことについては話し合いました。住んでいるのが都内なので、私の実家のある田舎に比べればサポートも充実しています。きっと大丈夫、二人で頑張ればきっと大丈夫。そういう話をしました。貯金の確認もしました。大丈夫……たぶん……。

私の従姉は40歳をこえた年齢で妊娠した際に、やはり出生前診断を受けて染色体異常があることがわかって中絶しました。その時の周囲の反応を今でも覚えています。かわいそうだけど当然のことよね、と。
今回の私の妊娠についても実家の母は、出生前診断は当然受けると思っているし、異常が見つかれば中絶すると頭から信じています。
ダウン症の確率高かったよ、という話は21週過ぎてから、聞かれたら話そうと思っています。

産むという決意はかためているとは言え、ダウン症に限らず染色体に異常のある胎児は無事に出産までたどり着けない、出産できたとしてもすごく弱い命だと認識しています。
この妊娠も、出産までたどり着けない可能性が高いのかと思うと、もう祈ることしかできないです。

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