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私の教え方と新人さんからの言葉

新人さんと関わることがあって
新人さんと言っても私より10歳以上年上の方。

同じ業務がついて「私、初めてなんですこの業務」と話す新人さん
メモを手にして覚えようと必死です。

私が教えるときに気をつけていることは
【緊張させない事】
【自分がやって見せる事】
【一つずつ伝えること】
この二つは必ず意識している。

初めては緊張するもん
いきなり出来ないもん
いっぺんに言われても覚えられないもん
そんな自分の経験から
そうやって意識して教えています。

なのでこの時も…
最初に私がやることを伝えて少しでも安心してもらう。
そして
・必要物品を教える
・必要物品のある場所を教える
・自分がやって見せる
・注意する点・押さえるポイントを伝える
・質問があったら聞く
他のやり方とかは混乱するから言わない
(聞いてきたら答える)

そしてその日の勤務終了後に新人さんに言われた事

「今日はありがとうございました!すごくわかりやすかったし、メモも取りやすかったです。何より声かけが嬉しかったです」と。

声かけ?

どうやら私は合間に「ゆっくりでいいですよー何度でも教えますから」と言っていたらしいです。
(本人覚えていない)

そしてもう一つ言われたことが
「あの言葉嬉しかったです!」と。

どの言葉?これも覚えていない…けど
新人さんが”覚えるのが悪い、仕事が遅い、ミスをする”と言ったらしく
その時に「誰だってミスするし、最初から出来る人なんていないよー。覚えるのが悪くても最終的に覚えていればいいでしょ」と言ったらしいです。

すっごい…偉そう。
本当に覚えていない。

でも嬉しかったなら良かった
それで私も満足です

私が自分の言ったことを覚えていないのは
たぶん無意識で話しているから。

“考えて話す”ではなく
“気持ちで話す”ことをしているからで
気持ちで話している時は
ほとんどと言っていいほど覚えていない。

でも伝わったならそれでいい。
その人の心に響いたならそれでいい。

でも、少し…いやかなり嬉しかったです。