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お悩み相談室のうらがわ024

中学生から俳句を始めて、今も適当に続けています。

先生に教えてもらって、ある程度五七五ができるようになってくると、真面目にやらず、すぐに遊び出すのが悪いクセです。

J-POP俳句


これは、J-POPを自分なりに五七五に凝縮してみよう、という遊び。

生命のスタッカートや冬木立

曲は、THE YELLOW MONKEYの「球根」です。冬木立は歌詞に出てきません。しかし土の中の、まるまる太った球根は、果たしてスタッカートか?乾いた樹皮、風でぶつかる枝々こそ、スタッカートだろ!と思って、冬木立を季語にしました。吉井さんにケンカ売るとか、中2です…。

そばかすの憂鬱クローバーの上

JUDY AND MARYの「そばかす」。「そばかす」だけで少女の姿が浮かぶので、全部省略して直接「憂鬱」をつなげます。その悩みは、クローバーの季語と、カタカナの軽い見た目で、青春らしさが出たらいいなーと。

無意味俳句


これまでの俳人たちが絶対に題材にしていないものを五七五にすることで、新たな境地に辿り着こうとする浅はかな試み。

次々とキノコを蹴っていく遊び

スーパーマリオの俳句。キノコは梅雨の季語(ほんとうは秋の季語だけど、イメージは梅雨茸)。

白置けば黒黒置けば白端午

オセロの俳句。端午の節句で子どもをイメージ。


noteでは、あべみょんさんの記事(今はそのコーナーなくなっちゃったけれど)のコメントで返歌をしてみたり、うみのちえさんの俳句を読んでみたり。

俳句って、目に見えないカメラみたいです。ポータブルな趣味で、いつでもどこでも、いい!と思ったことを五七五のネガに焼き付けられます。子どもたちにも、スマホがなくても五七五があれば記録できるんだよと教えています。

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