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お悩み相談室のうらがわ001

塾の先生をしていて、心がけていることが一応あります。

楽しそうに仕事する

子どもたちにとって、働く大人を直接見る機会はそう多くはありません。
多くの親は外で働いていますし、
帰ってくるとどうしても、
「疲れたー、あー、しんど」
「休みの日ぐらい寝かしてー」
「週休5日ぐらいならへんかな」

子ども (大人って地獄やな…)


予習・プリント作成、印刷・テスト作成・小テスト採点・事務仕事などなど、
子どもたちが来る前にさっさと片づけます。

そして集団下校時間が近づくと、
植栽をいじりながら「おかえり~」
声をかけられた塾生は恥ずかしがりますが、
スリッパ姿で小学生の下校見守りです。

登塾した子らには、
「元気ないなー」
「お、髪の毛切ってるやん!」
「靴下、穴あいてるで」
「飼ってた犬、なんて名前やっけ?」

授業では、
押したり、引いたり、
ミュージカル風に音読したり、
ないしょの裏技教えたり、
間違えた答えにノリツッコミしたり、
寒いギャグに自分で笑ったり、
真剣な話もしてみたり。

子ども(この人、ほんま毎日おもろそうやな…)



「大人になるって、悪くないよ。
 君たちの未来は、明るいよ。」

私の仕事する姿を見て、子どもたちがそう感じるかどうか。
はじめはつとめて「楽しそうに」しようとしていたのですが、いつの間にやら本当に楽しんでいる自分がいます。

お悩み相談室は、その一環かもしれません。

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