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【今週も何とか生き抜いた】vol.25
(6/17~6/23)
セサミストリートを好きになる
Mon.
帰宅すると、自宅のポストにチラシが入っていて何だ何だと見てみると、ネコチャン捜索一件落着のお知らせだった。
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何てかあいらしいネコチャン。
飼い主さんもネコチャンも、相当不安だったろうなと思う。
ちゃんと飼い主さんとこ戻れて良かった。もちろん、あんなに一生懸命にネコチャン探してたくらいだから、めちゃいい飼い主さんに決まっているよねという思い込みで感動しています。
この世に生ける全てのネコチャンに幸あれ。
猫って完璧にかわいい生き物だなってずーっと思って生きている。
Tue.
勤務先では昼休みに自席でマイ弁当を広げて食べてるんだけど、インスタントお味噌汁も一緒に頂いている。
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このお味噌汁1杯で、ひ、ひ、ひと束分?
そりゃーいい!と思って買ったらすんごいチョットしか入っていないほうれん草。思ってたんと違う。
1束って
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これじゃなくて、
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これ?!
というくらいチョットしか入ってない。
まぁ、お買い得品なので「こまけぇこたぁいいんだよ」とは思うけど、流石に盛り過ぎなのでは。。。
と最近ずーっと思いながら昼休みを過ごしている。
Wed.
先週、「ザリガニの鳴くところ」という映画を観た。
このことは先週の投稿に書いた通りだけど、その際にお写真拝借したりキャストを確認するためにちょっとググったりした時に、この映画が「いやミス」だと紹介してるウェブ記事を見かけた。
え、あれ「いやミス」なの???そんな風に思わなかったけどな~
「いやミス」と言えばあれでしょ、あれ。
そう、「ゴーンガール」よ!!!
となって、これまたNetflixで配信されていたので(家事りながら観ではあるが)うっかり見返してしまった。
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この映画もよく出来てるのよ~。
何ならもう感想が「よく出来た映画」、以外出てこないんだけど、今回見返してみて改めて思ったのはもしかしてこの映画、、、
「めっちゃIQの高い聡明な子が毒親に育てられて大人になったパターン」の映画なのかも…???っていうちょっと別の意味で怖い感想なのであった。
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Thu.
最近、野球とバレーの試合や成績だけを考えて生きているおかげで、また配信終了間際と知って慌てて観た映画がこちら。
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Netflixよ、ありがとう。セサミストリートが好きなので、こういうドキュメンタリーはなんぼあってもいいですからね。
人形使いの神様ジム・ヘンソンが偉大過ぎて、セサミ関連のジム・ヘンソン寄りドキュメンタリーはいくつも存在するんだけど、これはそもそも番組を立ち上げたプロデューサーサイドのドキュメンタリーであった。
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これ、もちろん子供向けの番組なんだけど、実は「低所得者の子どもに向けた教育番組」だったことをこのドキュメンタリーで知った。
端的に言うと(当時の)黒人の子どもに向けていたらしい。
やはり黒人の子どもは低所得者家庭である事が多く、勉強がかなり遅れてしまうのが教育学関係者の間で問題になっていたと言う。なので「未就学児に文字を教えよう」というコンセプトで番組作りがスタートしたとのことであった。なるほど~
しかも最初からTV番組を作ろうとしてた訳ではなかった、、というのが面白い。
ある日番組プロデューサーだった人物が、酒屋で子どもたちが当時頻繁にTVで流れていた「バドワイザービール」のCMソングを歌っている姿を見て、「子どもが飲みもしないビールの歌を歌っちゃってことは、子どもたちが興味もって文字や言葉を覚えるのにTVで歌ったりするの、、いいかも!」となって、子ども向けの番組を作ることになったらしい。
番組の舞台を「ストリート」にしたのもそういう理由で、確かにNYの黒人が多く暮らすエリア、「ハーレム」を彷彿とさせる建物が立ち並んでた風景をセットにしたつうのも納得だわ。
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そしてニューヨークには本当に「セサミストリート」という名前の通りがある。最近出来たらしい。行ってみたーい!
「黒人の子どもたちに観て欲しい」から始まった番組ということで、白人の子どもが多いエリアでは「黒人の番組」という雑な理由で、セサミストリートを放送をしていない地域があったりしたらしい(そして番組を観たい家族にゴン詰めされたテレビ局もあったらしい)、ということも今回初めて知りました。
とにかく。TVは目的じゃなく手段だったのね。
セサミストリートって、黒人やアジアンと言った人種に特化したキャラクターのお人形がいるのはもちろん、最近ではまさかの「父親が服役中」とか「ホームレス経験者」とか「障害を持った子ども」や「自閉症」みたいな、いわゆるマイノリティキャラのお人形が豊富なのが常々素晴らしいなと思ってるんだけど、こうした多様性の理解と啓蒙に信念とこだわりがあるのって、そもそも「勉強の環境を整えるのが難しい子どもたちを取りこぼさない」っていう気合からスタートしているからなのか。
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あともう一つびっくりしたのは、番組のキャラクターでフーパーさんというお爺さん(こちらは本物の人間のお爺さん)がいるんだけど、彼が現実世界で本当に亡くなってしまった時に、番組がそれを「人は必ず死ぬ」ということ知る機会として、セサミストリートなりの解釈でフーパーさんの死を番組内で昇華させたことだ。
つまり番組内にて皆でフーパーさんが亡くなったことを語り合ったのだけど、その演出にたどり着くまでの裏側が紹介されていた。
「亡くなった」ことを伝えるのか否か、リスクはどうか、伝えるとしたらどう伝えるのか、セサミのキャラクター達はそれをどういう反応で受け止めるのがいいのか。こどもは「死」を理解出来るのか。
こうした議論を重ねて番組を作っていたことを知ると、その後流れた実際のシーンを観て感慨もひとしお(そして号泣)。
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2019年に50周年を迎えたセサミストリート。
そりゃこれだけ長く続いて、今となっては世界中の子どもの為に考え抜かれたコンテンツなのであるからして、ただお人形が可愛いだけじゃないっていうのが本当に素晴らしい。当時からもちろん学習面の配慮はもちろん、マイノリティと呼ばれる存在の子どもたちとの理解や共生にも挑戦し続ける世界観の始まりをこの映画で知ることが出来ました。
アッパレ。
あと、下世話なノリで願わくば、アメリカのビッグネームのアーティストはほぼセサミストリートでお人形ちゃん達との共演を果たしている訳だけど、そのセレブ共演特集みたいな番組とか映画作ってくれんかなぁ。
古くはレイ・チャールズにスティービー・ワンダー。パティ・ラベルとかインディア・アーリーとか、グロリア・エステファンとかたまりません。もちろんファレルもブルーノ・マーズもビリー・アイリッシュも出演を果たしているし、私はマイケル・ジャクソンおばさんなので、マイケルやデスティニー・チャイルドの出演シーンもがっつり&じっくり観たい。
これだってセサミストリートにしか作れない素晴らしいドキュメンタリーになるはず。
もちろん日本語訳付きのやつよ。
セサミストリートさん、マジでお願い致します…!
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