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nat
2020年8月25日 00:55
灰谷健次郎が1978年に発表した小説「太陽の子(てだのふあ)」沖縄が日本に復帰した6年後の著作とあって、とても生々しい「戦後を生きる沖縄の人々」が描かれている。現在進行形の、不公平と構造的暴力に気づくきっかけとなる本。この本は、私がまだ小学6年生の頃、沖縄の離島出身の母親が「読んでみて」と手渡してきた本だった。普段は戦争の話も、沖縄の歴史のことも何も語らない母だったから、不思議に思ったの