勝ち負けは単純ではない イノッチと岡田くんの考え

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.65】


学校って楽しい時もあればしんどい時もある。
お勉強するところだから、いい成績ならほめてもらえるけど、箸にも棒にもかからない成績だったら、先生が自分に無関心だったり場合によっては馬鹿にされたり。成績で勝ち負けが決まるなら、上位以外は全部負けってことになってしまう。勝ち組負け組って言葉もある。
部活も、勝利至上主義が行き過ぎると、スポーツなどの楽しさそのものがわからなくなったり。

人生必ず負けることがあるし、負けの方が多いかもしれないけど、負けた時にどうやって気持ちを持ち直すか、次の行動をどう取ればいいのかって、学校ではあんまり教えてくれない気がする。


勝ち負けで言えば、アイドルの世界は過酷だ。売れるかどうかで勝ち負けが決まるなら、いつもその勝負にさらされていることになる。だから、勝ち負けについて一般の人よりも考えざるを得ない立場にある。


V6のイノッチこと井ノ原快彦くんは、本気で勝負しなきゃいけない時には全力でいくというスタンスだ。
でも、負けることについて、負け組ってレッテルを貼る言葉は嫌いなようだ。世間の価値で負けであっても、お金がなくたって、人に迷惑をかけるようなことをしておらず、胸を張って自分が幸せだって言えることが大事と言っている。

イノッチは、周りとのコミュニケーションをすごく大事にする人で、周りも自分も大事にする。単純に勝ち負けが決まるのではないと考えているのだろう。


岡田准一くんも、「学校へ行こう!」の「少年オカダ」のコーナーで、水上ゴザ渡りとか、一見「やれるか!」っていうチャレンジを数々やり遂げてきた。単純に勝ち負けならずっと勝ってきたってなりそうだ。
でも、負けることについて、イノッチと同じで、自分の考えを持っている。
負けてよかったことも話していて、中3の時にオーディションを受けた。緊張で歌を間違えて落ちたと思った。でも、それが審査員の記憶に残って今この世界にいるとのことだった。

表面的な勝ち負けでは人生を判断できないということだろう。


勝つ人はほんの一握り。でも、成績とかだけで単純に勝ち負けが決まるなら、今社会で元気に活躍して幸せそうにしている人たちは、かつて学校の成績で一位を取った人だらけのはずだ。でもそんな感じではない。

イノッチや岡田くんは、表面的に負けた時に単純に負けと捉えないが、その考えがちょっとこちらにヒントをくれたりするのだろう。




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