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起業への道 株式会社設立まで(1)

今日から、具体的に、株式会社設立の半年前から、株式会社設立の前日まで、この文章を読んでくださっている方向けに、私の行動をお伝えしたいと思います。


1.思い立ったが吉日

起業を決めたのが、2020年8月31日。
株式会社設立日は、2021年4月1日と決めました。
決算期を4月から3月にしたかったので。
となると、(半年しかない。いや、半年もある。思いつくことは、全部やってみよう。)

まず、自分の持っているフラワーリース作りの技術で、実用新案登録が取れないか?と、考えました。
「これが形になれば、なんとかやっていけるのではないか?」

私が実用新案にこだわったのは、最近SNSが発達して、多くに人がたやすく情報を得、それを模倣することができるため、
フラワーリースをつくるONLYONEの技術が、模倣され、知的財産権が侵害される恐れが十分にあるからです。
今の時期にしておかないと、株式会社設立してから模倣され慌てては、かえって被害が大きくなることは想像に難くありません。
知人の紹介で、弁理士の方にお目にかかりました。
「無理かな?」
それまでに相談した、起業スクール関係の士業の方々、中小企業診断士、皆さん、否定的な意見だったので。
ところが、「できます。」と、おっしゃった。
強い味方を得ました。
その方は、弁護士かつ弁理士を業とされており、両方の資格をお持ちの方は、多くはいらっしゃらないと思います。
結果、実用新案登録2件、商標登録1件を得ての船出になりました。

2番目は、地元の都道府県の商工会議所の起業スクールに通いました。
起業に向けての段どり、事業計画、資金繰り等、士業中心の先生方の細やかなサポートで、随分勉強になりました。
ここでの同期は闊達で、今も交流があります。

次回は、この続きを「善は急げ」と題して、お伝えします。
どうぞ、お楽しみに。

 渡部貴久美

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