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AviUtlについてのメモ

【概要】

・久しぶりに動画編集の案件対応があったのだが、久しく現場から離れていたのでAviUtlの記憶が無い。
・課金して編集ソフトを買って使えなかったら悲しいので、なじみのあるAviUtlを選んでみることに。
・導入~実際に使って出力するまでに通った道のりをメモしておく。
※ちなみに、いわゆる結婚式で流す動画(写真がフェードインアウトし厳かな曲がバックで流れている)みたいなものが完成すればゴール。

【大まかな流れ(導入~設定)】

①母体になるAviUtl自体のソフト+拡張編集プラグインのDLとインストール
②入力プラグインを導入して、読み込めるファイル形式を増やす
③出力プラグインを導入して、よくある形式で出力できるようにする
④初期設定でウィンドウを閉じるときに注意喚起が出るような設定などを有効にする
⑤フィルタ整理

①導入~初回起動

1.以下のところから最新版をDlしてくる
AviUtlのお部屋

2.二つのファイルを解凍して、AviUtlファイル側に全部移動する。
ちなみに、DLから初回起動までは以下のサイトが分かりやすい
AviUtlと拡張編集プラグインの導入方法【ダウンロード・インストール】

②入力プラグインの導入

1.L-SMASH Worksにて最新版をDLして、AviUtlフォルダ内に入れる。
※iTunesやiPhone経由の音声ファイルはm4aとかいう謎のフォーマットだったりする。こういうのを読み込ませるためにもこのプラグインの導入は重要
2.入力プラグインの優先度設定をいじる
※プラグインの一覧に出てこないときは、いったんAviUtlを終了して再起動すれば出てくる。
3.exedit.iniファイルに追記する
※mp4などは追記不要で自動で書き換えてくれていたっぽいので、サイトに従って他のを追記するだけにとどまった。

以下のサイトが分かりやすいmm
【AviUtl】L-SMASH Worksとは?導入方法と使い方(1/2)【入力プラグイン】

③出力プラグインの導入

1.プラグインを公開しているブログからDLしてAviUtl内フォルダに入れる。
※最新版が仮修正と書かれたものしかなく不安になるが、その仮修正をDLでOK

以下のサイトが分かりやすいmm
【AviUtl】かんたんMP4出力の導入方法と使い方

画質の差分についてと、複数トラックの使用でノイズが入るときの対処法は以下が分かりやすいmm
【AviUtl】『かんたんMP4』プラグイン紹介
※要約すると、画質の70と100にそこまで大きな差はないがサイズは3倍近く変わるので状況に応じて変えること、ノイズ発生時は動画部分と音声部分を別に書き出してから再度AviUtl上で合成する、ということらしい。

④初期設定

とはいえ【AviUtl】最低限の初期設定方法【システムの設定】にも追記があるように、初期設定しなくても動画編集と書き出し自体はできるようになっていたので、
自分が必要だと思って実施したところだけ書いていきますmm
1.最大画像サイズの修正(1920×1080→幅:2200、高さ:1200に修正)
2.編集のレジューム機能を有効に変更
3.リサイズ設定の解像度リストに追加
※結婚式とかで流す系動画(いわゆるパワポで作るような動画)、主流は画角16:9、解像度横1920pixel × 縦 1080pixelなので、1920×1080が入っていない場合は追加しておく。
4.編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示するを有効にする

⑤フィルタの順序変更

1.以下サイトに従って修正
【AviUtl】フィルタの順序とは?おすすめ設定方法について

【おおまかな説明メモ(動画編集)】

①メインウィンドウ

・デフォルトだとそもそもの動画サイズが小さいので、設定>サイズの変更にて1920×1080にする。
・変更後メインウィンドウが異様に大きくなって画面からはみ出すかも。
その時は表示>拡大表示>50%くらいにすると画面に編集ウィンドウが収まるので、流れる動画と同じものを見ながら編集できるようになる。

②タイムライン

画像ファイルや音声ファイルをドラッグアンドドロップする場所。
データは絶対ここにD&Dするか、ここから開かないとダメ。
使い方は以下参照
【AviUtl】拡張編集タイムラインの使い方【レイヤー】

③設定ダイアログ

タイムライン上にD&Dしたオブジェクトごとの設定を変えるときに使う。
effectを追加するときは、設定ダイアログ右上のプラスマーククリックで色々出てくる。
使い方は以下参照
【AviUtl】設定ダイアログの使い方【拡張編集】

④エフェクト

詳細は以下がわかりやすいmm
【AviUtl】エフェクトの掛け方と使い方
【AviUtl】全エフェクト一覧

ムービー用に多用しそうなものだけ書き出すと。。。
1.縁取り
メディアオブジェクトの追加>テキストにて突っ込んだ文字列に縁取りできる。サイズ=縁の太さ、ぼかし=縁のぼかし度、縁と本体文字それぞれ色変更可能。

2.フェードインアウト
画像やテキストのフェードインアウトの設定が可能

3.非公式スクリプトを利用
鉛筆タッチにしたり、文字が1文字ずつ回転しながら出てきたりの効果を加える。
基本DLしたスクリプトのZIPファイルを解凍して、中にあるファイルやデータをAviUtlのScriptフォルダ内に全部うつして、AviUtlを再起動すればOK(ティム氏の時は全部移動、さつき氏の時は下記サイトにある指示通りのデータを移動)
右上プラスマークからアニメーション効果追加時に、設定ダイアログ内の選択肢に非公式スクリプトが出てくるようになる。

【AviUtl】さつき氏のスクリプトの導入方法と使い方
【AviUtl】ティム氏のスクリプトまとめ(7/9)【フォトショ風なフィルターセット(カラグレ)】

⑤画像の表示

普通に読み込んでも見切れてしまう場合
・AviUtl自体の読み込み最大値を変更する(ファイル>環境設定>システムの設定)
・データ自体をリサイズする

【補足】

動画作成時に使えそうなフリー素材のメモ

DOVA-SYNDROME
フリーBGMを取り扱っているサイト。
BGMをバックグラウンドにした実況やゲームなどは販売も可能だが、音源を主題とした映像等制作物での利用はNG(BGMをサンプリングして作曲などがNGということ)
詳しくは上記サイトの最新条項を確認すること。

効果音ラボ
フリー効果音を取り扱っているサイト。
詳しくは上記サイトの最新条項を確認すること。

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