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獺祭の旭酒造さんを#マーケティングトレース

今回は私の大好きな獺祭を造って下さっている旭酒造さんです!

基本情報

正式名称は旭酒造株式会社(設立:昭和23年)
所在は、現総理の安倍さんの出身地でもある山口県にあります。
事業内容は、言うまでもないかも知れませんがお酒の製造・販売を行っています。

外部環境分析(PEST分析)

まずは旭酒造さんを取り巻く外部環境を分析、整理していきます。

政治Politics:2013年に安倍さんがプーチン大統領にプレゼント、2014年にオバマ大統領にプレゼント。

社会Society:海外で日本食ブームとともに日本酒SAKEも海外展開。獺祭輸出金額は20数億を超える

経済Economy:日本酒の輸出額が年々増加し、2018年には222億を突破

技術technology:ITの技術を取り入れ、安定した生産と品質を担保

競合の定義(5Forces分析)

業界競合:コンビニによくある"まる"の白鶴酒造株式会社、八海山の八海醸酒株式会社など。

ちなみに清酒売上高トップ3は、1位から白鶴酒造・月桂冠・宝ホールディングス。
8位に獺祭の旭酒造がランクイン。しかし成長率は旭酒造が前年比トップクラス。(参考)

でももしかしたら獺祭の目指す蔵元像

酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて。

からすると、こんな感じでブランド価値を高めていくことを掲げているので、競合はお祝い事に選ばれるようなシャンパンやワインといってもいいかもしれないです。

価値競合:売り手は酒造。買い手は企業、生活者全般。

2019年政府は日本酒の海外輸出を促進するため、輸出のためであれば新設を認める方向で検討しているとのこと。(参考)

とはいえ新規参入のハードルは高く
新しい日本酒の会社といえば、WAKAZEさんやClearさんでしょうか。

ターゲティング/重要顧客

パリ・ニューヨークの富裕層

日本での清酒の消費量が減り、海外への日本酒輸出量が増えています。

輸出をすることで値段は3倍近くになりますが、食の都とも呼ばれるパリの富裕層に気に入ってもらうことは、今後の海外進出の大きな足がかりになります。

マーケティングミックス4P

売物Product:獺祭。山田錦というお米から作られています。

売値Price:磨きによって値段の幅はありますが、純米大吟醸45は750ml/1,650円
純米大吟醸磨き2割3分は750ml/5,390円
です。

売場Place:オンラインストア飲食店

売方Promotion:安倍さんがプーチン大統領やオバマ大統領にプレゼントしたことで獺祭の名前がさらに有名に。

トレース企業の成功要因を整理

要因①:製造技術を言語化することで、一定の品質を保ち一年中獺祭を作れるようにした。

要因②:海外の富裕層を狙った。

実際にパリで獺祭を提供しているレストランへ足を運び、管理方法。チェックしているとのこと。
海外輸出量も年々右肩上がりだそうです。

自分がCMOだったら

日本のサラリーマン向けに販売します。

海外には既に展開しているので、ここでは日本での消費量をいかに伸ばすかを考えます。

日本酒の消費量が減っている原因として、いくつか挙げられます。(参考)
・お酒の種類が増えた、選択肢が増えた
・日本酒=酔いやすいイメージ

原因の解決方法として、
・とりあえずビール。の代わりに日本酒が選ばれるよう度数の低いものを出す。

・広告により悪酔いするというイメージの払拭を行う。(こだわり酒場のレモンサワーのようにCMをうつ)
というのは如何でしょうか。

焼酎で売上を伸ばした木挽も参考になるかも。(参考)

終わりに

マーケティングトレース第三弾でした!
もうちょい数字入れた方がいいですね、、、。

獺祭と出会ったきっかけは、獺祭の蔵元がある岩国出身の人から教えてもらったのがきっかけでした。

最近獺祭のんでないから取り寄せて宅飲みでもしようかしら。٩( 'ω' )و
ハングアウト飲みに付き合ってくれるひとゆるぼします。

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