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ポメラのきっかけ2


ポメラという道具で文字を打つことは前々から思っていたのですが購入にふみきったのは、dm30が新発売されたときです。

字を書くことはあまりにも時間がかかりすぎ、消しゴムの操作性の悪さや漢字の細かな書き方など、学習につながらなくなってきていました。
授業の板書をキーボードでするほうが学習になるのではと感じはじめていました。それまで、学校は特に国語では変換をとにかく嫌い、全く取り合ってもらえませんでした。ただ彼は漢字は適当読みですが一生懸命学習し読めていました。
書くのはそのごちゃごちゃまではしんどくてできずにいました。しかし墨字を選んでいました。

その読めるところが点字学習にいくべきか悩むところでした。今ある機能で墨字で学習することのほうが社会のことを理解しやすいのではと思って、なんとか墨字でやる方向を模索していました。見えないなら点字だろうけれど、より広く情報がはいるのではと思いながら読めるうちは墨字という選択をしていました。

キーボードで授業のノートをとるのには、なるべく鉛筆とノートのようにアナログでないと導入しにくい状況でした。

学校の環境としてクリアしないといけなかったこと
1、ネットを使えない
2、ノートを開くようにすぐ使える
3、充電できない

これがあてはまるのは、やはりポメラでした。
アナログ、すぐ起動、乾電池というのが、ハイテクな環境でないところで、紙と鉛筆のかわりになれそうな選択でした。
それで、DM30発売と同時に購入したのです。

文字の大きさを最大にしてしていますが、なかなか読みづらい状況ではあります。
気になっていた、キーボードのブラインドタッチのローマ字打ちは驚くほどささっとできて、ハマる道具はそうなんだなと感じずにはいれませんでした。
パーキンスや点字ディスプレイ(ブレイルメモ)という福祉機器があるのですが本人はそれと同じ役割と思って使っています。

なので、視覚障害の方にとっては、これに詳細読みのキーボード読み上げやスクリーンリーダーがつけば、福祉機器になると私は考えているのです。

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