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そして、人生初の"推し"が生まれる。

Butterの印象は、「モノクロ」「体育館」
それだけ。我ながら酷い。
明る過ぎるHotter Remixは、今も観るし聴く。

相変わらず仕事しつつヘッドホンでDynamiteを聴いていると(YouTube)「誰?」という声の人に出会う。(既に、出会っていたのに)
速攻、YouTube画面にし、顔を確認。

「あのブラウンの人か! 爽やかな好青年だな」
そう、ジンさんである。

名前も知らなかったし、いつもならすぐWikipediaなんかで調べるのに、あの時の私は何も調べなかった、と思う。いや、調べたかも?
そんなことは覚えなくてもいいので、記憶と本当のところは知らない。

ジミンさんの指拳銃バーンの如く、ジンさん好きー!!、となったわけじゃない。
ジンさんは、BTSの中で認識出来た2人目の人で、とても気になる人だった。

DynamiteとButterのMVを行ったり来たりしてるうち、「こんな裏側まで見せてくれるの?」、と驚いたダンス練習動画、グラミーのButterライブ動画、そしてアミさん達が創った動画に出会う。

「え? 同じ7人……BTSだよね?(やっと人数判明)」

衝撃と笑撃が走った。
アミさん達の創る動画は、BTS愛に溢れていたけれど、メンバー7人のキャラがあんなに大渋滞してるとは思わなかった。
あんなアイドルしてるBTSのバラエティーセンスは私のツボを突きまくった。

私は、韓国映画が好きでよく観る。
当時は恋愛ものは眼中になく、おじさん達の悪い映画ばかり観ていた。ジンさんの話し方は、おじさん達の話し方にそっくり。しかも、親父ギャグ連発し、とどめはジョングクさんに言われた、窓拭くような音する笑い声だった。

いわゆる、ギャップ。
高低差があり過ぎるギャップほど好きになるのも早い。
爽やかな歌声の好青年は、おじさんみたいな話し方で親父ギャグを言う。そして、あの笑い声。

ジョングクさんに落ちる予想は的中せず、今まで好きになったことのない好青年ジンさん。
好青年のファンになるなんて人生初で、自分に驚いていたのも束の間、

「やばっ……。ロックでカッコいいのに、面白いって……」

罪作りな大邱の(テグ:韓国の都市名)漢。
私はブロンド髪したノラ猫時代のユンギさんに出会ってしまった。

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