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日本人だと知られたくない時はいつも台湾語で話す。

 中国語を話すと時々即日本人認定されることがある。ある店に行く前に場所の確認と商品の値段の確認をして、この後すぐ行って購入したいことなどを電話で話してからその店に行くと、店主から「さっき電話をくれた人ですね。中国語の話せる日本人で安心していました!」と言われた。電話での会話で日本人なんて一言も言っていないのに…。妻が言うにはちょっとした一言でも日本人だとわかることがあるようだ。例えば「不一樣」の「不」の発音だけで日本人だとわかるそうだ。 でも僕が台湾語を話すと日本人であることが気づかれない。これは僕が台湾語がとても上手いからとか、発音に日本人や外国人の訛が全くないということなんかではない。台湾人側に日本人や外国人が台湾語を話すわけないという思い込みがあるからだと思う。だから日本人だと知られたくない時はいつも台湾語で話すことにしている。それだけ日本人や外国人が台湾語を話すということが稀なんだと思う。


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