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とにかくメモればいいことあるかも

最近、メモや手帳が気になる。YouTubeで「映え」を意識したバレットジャーナルを作成して見せる動画を見て、ますます気になってくる。

メモといえば、メモ魔の前田氏が思いつくので、著書の『メモの魔力』を図書館で予約しようとしたら、予約者多数で、早く見積もっても半年待ちは覚悟しなくてはならない状態だった。そうすると、ますますもっとメモが気になってしまう。半年も待てば、おそらくこの発熱は冷めてしまうはずなので、即刻書店に出向くと、真正面に平積みのそれを見つけまして、速攻で購入しましたとも!『メモの魔力〜The Magic of Memos』

内容については、他でも多く紹介されているので、ここでは細かく書きませんが、要は、とにかくなんでもメモっちまえ!で良いようだ。メモの目的は、得た情報をアーカイブ化することで、その過程で自分の言葉にしている。大事なのは、この過程だという。またさらに、初期のメモから、ざっくり言えばこういうことだよね的に抽象化することが大変重要ポイントのようだ。抽象化すれば、他への応用が利くというのだ。なるほど、成功する人は日々努力を積んでいるのだなあと思いきや、習慣化すれば努力など要らないときたもんだ。いろいろ説得力があったので、とりあえず、これまではメモっていても不要と判断した時点で処分してきた読書メモをちゃんと一冊のノートにまとめてとっておこうと思った。いつの日か、それらのメモから思いがけない発見や化学反応が起きるかもしれない。

続けて、多くのメモ活用術を紹介する『人生が変わるメモと手帳のテクニック』で、それぞれ個性溢れるメモ活用術をじっくり見ていった。ほとんど共通して、やはり言語化することが重要と説いていた。

そして最後に、『時間を大切にするための小さいノート活用術』を読んでみた。この本には、実に良いことが書いてあった。それは、私にとってのハードルを上げていた「映え」は完全無視でOKということだ。これでもう、すっかり気楽になってしまった。あと、他愛ない口約束でも、また、ちょっとやってみたいと思ったことでも、とにかくメモっておくと、実行率が増すというのだ。確かに、他愛ないことは直ぐに忘れてしまうわけで。あと、『なんかいいアイデア浮かんだんだけどなあー』という記憶はあっても、肝心の内容を忘れちゃっていることもしばしばで。
いやもう、日々の買い物の時ですら、『なんか買い忘れている気がするけど何だっけ?』と思い出せないまま家に帰ると玄関で思い出したりするわけで。ほんと、普段、どれほど無駄に忘れて、無駄に思い出そうとする時間を費やしているのだろう。

どのメモの達人たちも、人間の記憶力などあてにせず、とにかくメモることで記憶の点をメモに任せ、思考力に時間を費やすべきと言っていた。私も、無駄に忘れ物を思い出そうとしている時間を、もっとましなことに使いたい。
そこで、私のバッグにも、小さいメモ帳とペンを忍ばせることにした。今のところ、ToDoリストと買い物リストくらいしかメモれていないが、持ってりゃ何か他愛もないことをメモるようになるだろう。


*参考にした本

前田裕二:著『メモの魔力ーThe Magic of Memo』、冬幻社、2018

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オフィス三銃士:編『人生変わるメモと手帳のテクニック』、宝島社、2019

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高橋拓也:著『時間をもっと大切にするための小さいノート活用術』、玄光社、2020

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