見出し画像

大学生インド旅①泊まった宿の主人が詐欺師で夜逃げしたはなし〜デリー編〜

インド到着前にデリー旧市街の宿を予約していたのですが、その宿の主人がトンデモナイ人でした。
デリーの空港に深夜に到着した為、空港まで迎えに来てくれたのですが、なんと直接宿に連れて行ってくれると思いきや旅行代理店に連れていかれました。インドでは、ぼったくり旅行代理店による被害が多発しており連れていかれたお店もかなり怪しかったので
「宿に帰りたい」と代理店の人に伝えると、、、

「チャーイ!!」
と言う掛け声とともに人数分のチャイが運ばれてきて飲みならが話をきくハメに。
これ宿の主人とグルなんだなと確信しつつ、説明を聞いてその日は「考えとく」と言って上手くかわしてなんとか宿に到着しました。
これで難を逃れたなと安心して眠って迎えた翌朝、宿の人に朝ごはんを食べようといわれてバイクに乗ったのですが、なんと向かった先が昨夜のぼったくり旅行代理店。再び長い説明を聞かされ途中で「俺はここでチケットを買わない」と断ると再びバイクに乗せられ、今度は不当なレートの両替店へ連れていかれる始末。
「これもう駄目だ、宿を変えよう」
そう決心したのですが、宿の人が朝方と夕方にミーティングと称して勝手に僕がいる部屋に入り旅行保険の詐欺などを持ちかけるので昼に逃げることができません。主人に宿を出ると言うと引き止められることが目にみえていたので、治安の悪いデリー旧市街で夜逃げという選択肢を選ぶことにしました。
深夜に野良犬が吠える中(インドの犬まじで怖いです)、詐欺師の宿から歩いて15分ほどの場所にあるホテルを目指してなんとかたどり着くことができました。一軒目の宿での反省をいかしてしっかりしていそうなホテルに宿泊しました。温水シャワー付きのいい部屋を選び、その日は夜逃げの疲れもありシャワーを浴びずに熟睡しました。
そして翌朝、温水シャワーを浴びようとするもお湯はおろか水すらでずホテルの人に問い合わせると、、、

「バケツで対応してくれ」と言いバケツに冷たい水を注ぎ始めました。こんなはずじゃなかったと思いつつ、仕方なく冷水バケツシャワーを浴びました。シャワーからお湯が出るっていうのは有難いことなんだなと痛感しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?