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明日、ペーパードライバーを卒業します。

多くの人と同じように、高校卒業時(私は浪人したので大学入学直前)に第一種普通自動車免許を取得、東北地方の車がないと生活できない圏の大学に進学したため学生時代は毎日車を乗り回し、中部の実家へも車で6時間以上一人で連続運転して(真似しちゃダメ)帰省するほど乗り回し、時には山道の崖から落ちて廃車を勧められても駄々をこねて直してもらって乗り回し、車を手放すことなんて考えられない4年間を過ごした。
その後いろいろあって関東に移住すると、あんなにずっと一緒だった愛車をあっさり手放し、あれから十数年。身分を証明するだけのゴールド免許ペーパードライバーが出来上がりましたとさ。

人並みに家庭を持ち、子ももうけ、そろそろ車なしでは立ち行かなくなってきたことを実感してきた今日この頃。さすがの関東、家の周りには選びたい放題のカーシェアリングがあることをきっかけに、一念発起、脱ペーパードライバーとなることを決めました。


そもそも私は学生時代に車(しかも大型車、トヨタのSURF)を乗り回し、高速長距離運転なんのその、ずっと運転していたい運転大好き人間だった。
ただ、なぜか他の人の運転が好きではなく、特に実父、夫、義父の荒い運転が大嫌い、というか、このまま死ぬかもという不安、殺される恐怖と戦いながら乗ることが多かった。
子供ができてからはそれが顕著になり、家族の運転する自家用車に乗るような場面を作らないように生きてきた。だから子供らはあまり車に乗ったことがない。タクシーも必要に迫られた時だけ。

他人の運転する車に同乗したときの極端な不安感の原因が自分の中で腑に落ちたのは、長年お世話になっているヒーラーさんに前世療法(サブリミナルセラピー)を施術してもらった時。

最初に出てきたお婆さん、自分の過去世の方なんだが、物凄く暗くて感情がなく、真っ暗な中で生きていた。
その原因が自動車事故。若い時に夫と1歳ぐらいの子供を亡くしてた。
夫が運転していた車で事故を起こし、二人とも亡くなってしまったようだった。自分は留守番してたみたい。
その後、後悔と絶望から抜け出せず、ずっと死んだように生きてそのまま息を引き取ったよう。
その時のショックをいまだ無意識下で引きずっている自分は、自分が運転するのは好きなのに、家族、特に子供を同乗させて家族で自家用車に乗ってどこかへ出かけるなんて想像もできず、そんなことをするのは非国民(極端すぎ)ぐらいの感情を持って生きていた。。
長年の謎が解けて半分スッキリした。

ちなみにその時亡くなった子供、今世でまた私のところに生まれてきてくれている。言葉で説明できないけど直感でそんなことまでわかってしまう前世療法。すごい。


長年の謎が解けて自分の中だけでスッキリしたところで、当時は特に問題がなかったため、無理に頑張って車を克服しようとはしなかった。
が、上の子も小学生になり習い事が増え、車がないと子供の希望する習い事の送迎ができない事態に陥った。

奇しくも石井ゆかり先生の『星読み』によると、2022年5月11日からの約1年間は、心の押入れに置き忘れていたお宝を発掘する期間であり、「価値が転換する」とのこと。

今月11日は、木星が魚座から牡羊座へと移動します。牡牛座の人々にとって牡羊座は「過去、隠れたもの、一人の時間、救済」などを象徴する場所です。
〜中略〜
このような価値観の転換は、その人が抱えている「いきづらさ」を劇的に解消する場合も多いようです。思い込みや認知のゆがみが、現実的な体験を通してときほぐされ、心が「救われる」ことになるのです。

石井ゆかりの星読み

このタイミングで今の生活に車が必要になったのは必然ではないだろうか。
以前受けた前世療法で最初にこの件が出てきたのにも意味があるはずで、今こそ行動を起こす時が来たんじゃないか。
この機会に、ペーパードライバーを卒業し、子供の送迎に車を使えるようになると、過去世の大きなショックによる認知のゆがみが正され、過去の自分が「救われる」んじゃないか。
そうだったらいいなと思うのです。


前世療法で見えたあのお婆さんを思い出すといつも一緒に思い浮かぶ歌。
【優しい長生きおばあさんが眠りについた】
今世では笑って眠りにつきたいなと。乗り越えていきたい。


それぐらい、ペーパードライバーを卒業することは私にとっては大事件。
というただそれだけのお話。



見出し画像はタイトルに惹かれお借りしました。
「未来は常に過去を変える」
ありがとうございました。

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