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賃貸物件の収入を上げるための5ステップその1

【賃貸物件の収入を上げるための5ステップ】

1:物件の本当の適正家賃を知る

2:建物のコンセプト・ターゲットの設定をする

3:競合物件の情報を知る

4:1~3を踏まえて具体的な改善をする

5:告知方法を決定する

【1:物件の本当の適正家賃を知る】

今の家賃本当に適正ですか?私がお会いしたオーナのなかでは今まで適正家賃で募集していた方は1人もいませんでした😳 どうやってみなさん今の家賃を判断されていますか?恐らく募集したけど希望の家賃ではなかなか決まらないから、不動産担当者に相談したら、「あと5,000円下げれば決まると思います。」と言われ5,000円下げ、また部屋が空いたらさらに家賃を下げて募集する方多いのではないかと思います。 こんなことしてたら、物件所有=破産になってしまいます😢

なぜこんなやりとりが日常であるのか?それは不動産担当者が物件をポータルサイトに掲載して、反響があるか無いかで判断しているからです。はたしてそれが適正家賃でしょうか?ポータルサイトには築年数・構造・㎡数・最寄り駅からの距離などいくつかの項目がありますが、その物件の価値をすべて伝えることは不可能です。どんなに情報を入力しても本当の魅力は現地を見なければ伝わりません。

【本当の価値】

私の考える適正家賃は4回現地案内して決まるか決まらないかで決定しています。例えば1R60,000円の家賃の物件を案内して1回目~2回目の案内で部屋が決まった場合は次回以降63,000円で募集します。(安い家賃と判断します) 3回目~4回目の案内で決まった場合はそのままの60,000円で募集します。(適正家賃と判断します)4回案内しても決まらない場合は57,000円で募集します。(高い家賃と判断します)これを繰り替えして適正家賃を決定していきます。つまり反響件数で判断するのではなく、現地案内数と申し込みの割合で家賃の適正価格を決定していきます。ネットで反響ある物件というのは、かなりお得な割安物件か、特徴のある物件ですから😅

【怖い実話】

東京の吉祥寺で18部屋の1R賃貸マンションの管理依頼があった時に現在家賃59,000円で募集しているが、空き部屋が18部屋中5部屋あり、資金的に厳しいオーナさんがいました。その依頼から5年経過しましたが、現在の募集家賃なんと71,000円です😅もちろん満室です。なんでそんなに家賃がかけ離れてしまうのか・・・ 






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