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アジア旅日記 〜インド・スリランカ~

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アジア各地での出来事を書いています。*インド・スリランカ編。 カレーだけじゃないインド🇮🇳 インドのおまけじゃないスリランカ🇱🇰
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記事一覧

【6話】シーギリアロック2             in Sri Lanka

2018年2月、スリランカに旅に出た。 ダンブッラの街についた。着いてみると、ダンブッラは思ったより大きな街ではなかった。幹線道路沿いにある小さな街だ。 街の中心には野菜マーケットやバスターミナルがあり、そこから幹線道路がのびて、少し進むとY字路に道が二手に分かれている。 Y字路の先、道路沿いにある黄金寺院を目当てにやってきた。 近くには、車で40~50分先にあるシーギリアロック(世界遺産)があるくらいで、街としては地元の店やいくつかのゲストハウスが点在しているに留ま

【5話】シーギリアロック1  in Sri Lanka

2018年2月、スリランカへ旅に出た。 ネゴンボの街を去り、スダさんに教えてもらった通り「ダンブッラ」という街に向かうバスに乗った。この街に向かう目的は2つ。1つはゴールデンテンプルを見るためで、もう1つはシーギリアロックを見るため。 シーギリアロックは世界遺産にも登録されている古代スリランカの遺跡であり要塞でもある。シーギリアロックは名前の通り「岩」なのだが、とてつもなく大きな1つの岩で、その岩の上に王が住む町が造られ、要塞として機能していたそうだ。 サイズ感としては

【4話】清々しい朝は騒がしい  in Sri Lanka

2018年2月スリランカに旅にでた。 スダさんと別れた後、夜ご飯には遅い時間だったのでTake outしてゲストハウスでご飯を食べることにした。 歩いていると地元のTake out専門店みたいなところで行列ができていた(ただし、行列は全員スリランカ人)。 「旅ではできるだけ地元の人が食べるものを食べよう」と決めていたので、まさにもってこいだと思い、行列に続く。 スリランカの地球の歩き方で食べ物は軽くチェックしていたけど、もちろんガイドブックには載っていなさそうな店で、

【3話】スダさん  in Sri Lanka

2018年2月、スリランカに旅にでた。 夕方頃そろそろゲストハウスに帰ろうかと考えていると、自転車にのっているおじさんが現れて、声をかけられた。 「日本人~?」って。それがスダさんだった。 いきなり日本語で声をかけられたので面食らってしまった。相手から声を掛けてくる&日本語がうまいは、騙される2大パターンだと自分は思っているので、絶対悪い人だと思った。 話をきいていると、静岡のYAMAHAでモータエンジンのエンジニア研修を受けながら日本で10年程働いていたらしい。色々

【2話】ネゴンボ散策 in Sri Lanka

2018年2月スリランカに旅に出た。 ネゴンボの街で、この旅1泊目のゲストハウスを確保し、安心した気持ちで街の散策にでかけた。スリランカに旅にでるまで、もっといえば飛行機内で地図をしっかり見るまでは、ネゴンボなんて全然聞いたことがなかったし、別に行きたい街にもいれてなかった。 旅の一泊目はスリランカで一番大きな街、コロンボかなーと漠然と考えていたが、空港からコロンボは案外はなれていた。そして、一番空港から近いネゴンボという海沿いの田舎町に来ることになったのだ。 ネゴンボ

【1話】ネゴンボの街 in Sri Lanka

2018年2月、スリランカに旅に出た。 ネゴンボ市街地についた。このスリランカ・インドの旅に出るにあたって、ぼくはモバイルルーター・sim等インターネットに接続する設備を持っていかなかった。スマホで検索すれば、なんでも分かってしまう今、ネット環境がないアナログな旅をすることに決めていたおだ。 ※沢木耕太郎の深夜特急みたいな旅に憧れがあった。 と言いつつも、実は僕の友人がやっていたことを真似したに過ぎない。でも旅の中身はいつだって自分だけのもの。 現地に着いて早速、ゲス

【0話】バックパッカー初日 in Sri Lanka

2018年2月、スリランカに旅に出た。 スリランカに着いて、まず感じたのは少し怖いって気持ちだった。空港の中から外まで、黒みがかった人たち(肌黒な人)でいっぱいだったから。今までフィリピンや韓国、台湾といった東~東南アジアの国に行ったことはあったけど、日本から遠く離れたアジアの隅、大きく異なった文化圏の国に来たのは初めてだった。 インドやスリランカの人は東南アジアの人とは、肌の黒さがまた違う。今までほとんど接触したことのない人種の人に囲まれてみると、旅立ちのワクワク感の端

旅に出た理由(後編)

2018年2月インドに旅に出た。 前編の続きから話す。 みんなに「インドは特別だ」と言わしめるインドのことが気になりながらも、大学3年の終わりにさしかかり、本格的に就活を始めた。 自己分析をして希望の業種を考えてみたり、優良企業を調べたり、面接の練習をしたり。これから社会人として時間的にも、立場的にも拘束されるんだという思いがどんどん湧いてきて、息苦しくなった。 会社で社員の一員として一生懸命働いて、結婚してそのうち子供ができて、2人目もいるのかな、学校に行かせて、、、

旅にでた理由(前編)

noteに投稿するのは約1年ぶりだ。 仕事で疲れたり、文章投稿することに意味はあるのかなって感じたりしているうちに、いつの間にか投稿をやめて、アプリを消していた。 今回、また投稿を始めようと思ったのは友人がnoteを始めたことで、急にnoteの存在を思い出したから。なにかを文字におこしたい気がしてきたからだ。 大学最後の春休みに、インドに旅に出た。なぜインドだったかはよく分からない。はじめはタイとかベトナムとか東南アジアにバックパッカーしたかった。インドのほかにスリランカ

インドに呼ばれて

「インドに呼ばれる」というフレーズを聞いたことはあるだろうか。 普通は、ぼくたちが目的地(旅行先)に行く。つまり、ぼくたちの意思で目的地に行くのだけど、インドの場合は違うと言われている。 ぼくたちの意思に関係なく、「インドの意思に私たちが呼ばれて行く」というのだ。 もっと言えば、インドに呼ばれないと私たちはインドに行けないらしい。 この言葉をいつ知ったのかは思い出せない。けど、ふと最近この言葉を思い出した。今私はとてつもなく仕事に追われている。社会人2年目で、1年目を

3つの海をもつ街。

2018年2月、インドへ向かった。 南インドのChennai(チェンナイ)から入国した後、海岸に沿って南下しインド最南端の街であるKanyakumari(カニャクマリ)に到着した。 同じインドでも北と南では文化的な違いは多い。北インドのアーリア系の人々に比べて、南インドでは、肌の黒いドラヴィダ系のタミル人が多い。タミル人はスリランカでも民族構成の大多数を担う。 (インド映画で踊り狂っている浅黒いヒゲイケメンたちは、アーリア系が多いように感じる。) ※個人的に、最近のイ